Galaxy Watch 4向けOne UI 8 Watch配信停止か 不具合報告が相次ぐ

SamsungがGalaxy Watch 4およびWatch 4 Classic向けに配信を開始したOne UI 8 Watchアップデートについて、深刻な不具合報告が相次いでいます。バッテリー消耗の悪化や各種センサーの不具合が指摘されており、現在はアップデートの配信が一時停止されている可能性があるようです。

アップデート後にバッテリー持ちが大幅悪化

One UI 8 Watchは今月初めにGalaxy Watch 4シリーズ向けに配信が始まり、新機能の追加やデザインの改善が行われました。しかし、アップデート後にバッテリー持ちが著しく悪化したという声が複数のユーザーから上がっています。

報告によると、従来は約24時間使えていたバッテリーが、アップデート後は12〜15時間程度で空になってしまうケースがあるとのことです。中にはそれ以上に急激な電池消耗を訴えるユーザーもいます。キャッシュの消去で多少改善したという例もありますが、根本的な解決には至っていないようです。

常時表示ディスプレイが正常に動作しない例も

バッテリー問題に加えて、常時表示ディスプレイが正しく動作しなくなったという報告も見られます。画面が点灯しない、または表示が不安定になるといった症状があり、日常的な使い勝手に影響が出ている可能性があります。

センサー機能が使えなくなる深刻な報告

海外メディアのSamMobileによると、Samsung Communityフォーラムでは、One UI 8 Watchへの更新後に複数のセンサーが動作しなくなったという投稿も確認されています。具体的には、装着検知、BIA、心電図センサーが機能しない状態になったとのことです。

ユーザーが公開した診断ツールの画面でも、これらのセンサーが異常として表示されており、初期化やキャッシュ消去でも改善しなかったとされています。健康管理機能が使えなくなるだけでなく、腕に装着しているかどうかの検知すらできない状態は、スマートウォッチとして致命的です。

ただし、文字盤側を手のひら側に向けるとセンサーが反応する場合もあるとされており、ハードウェア故障なのか、ソフトウェア由来の問題なのかは現時点では判明していません。

配信が止まっている可能性と今後の対応

一部のユーザーからは、Galaxy Watch 4 ClassicでまだOne UI 8 Watchが配信されていないという報告も出ています。これらの状況から、Samsungが不具合を受けてアップデートの配信を一時停止した可能性が高いと見られます。

One UI 8 WatchはGalaxy Watch 4シリーズにとって最終アップデートとされていますが、状況次第では不具合修正を目的とした追加アップデートが提供される可能性もあります。現在アップデートを適用済みのユーザーは、今後の公式アナウンスや修正対応に注意しておく必要がありそうです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Galaxy不具合・バグ
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク