
ソニーのスマートフォン「Xperia」シリーズを巡り、今後の製造体制に関する注目すべき情報が浮上しました。Reddit上に投稿された信頼性の高いソースによると、ソニーは少なくとも今後数年間、Xperiaの製造委託先を変更する予定はないとのことです。
フラッグシップ初のOEMとなったXperia 1 VII
ソニーはこれまで、エントリーモデルやミッドレンジモデルについてはOEM生産を行ってきましたが、フラッグシップモデルに関しては一貫してタイの自社工場で製造してきました。その方針が初めて転換されたのが、昨年発売された「Xperia 1 VII」です。同モデルでは、フラッグシップとして初めて中国メーカーへの製造委託が行われ、委託先は中国の華勤技術とされています。
発売直後に発生した文鎮化問題
Xperia 1 VIIは発売直後、製造段階での基板不良を原因とする電源不具合が発生し、端末の電源が入らなくなる、いわゆる文鎮化問題が報告されました。この不具合は初期ロットのかなり多くの割合に及び、交換対応が必要となる大きなトラブルへと発展しています。これがOEM生産そのものを原因とするかは明らかになっていませんが、OEM切り替えの直後だったこともあり、関連性を疑う声が少なくないのも事実です。
信頼回復が課題となる今後のXperia
原因の有無にかかわらず、この問題によってOEM生産されたXperiaフラッグシップに対するユーザーの信頼が揺らいだことは否定できません。今回の投稿内容が事実であれば、次期モデル「Xperia 1 VIII」だけでなく、その次のXperia 1 IX、さらにXperia 1 Xに至るまで、中国メーカーによるOEM生産が続く可能性があります。
ソニーが今後、品質管理や検証体制をどこまで強化できるかが、フラッグシップXperiaの評価を左右する重要なポイントになりそうです。
