
Xiaomiが投入した最新フラッグシップ「Xiaomi 17 Ultra」および「Xiaomi 17 Ultra Leica特別版」について、中国の一部ユーザーから品質面を不安視する声が上がっています。カメラ性能そのものではなく、外装パーツの作りに関する指摘で、特に海外からの輸入を検討しているユーザーは注意が必要になりそうです。
中国SNSで浮上したズームリングの違和感
中国のSNSでは、Leica特別版の一部個体でカメラ周辺のズームリングに「ぐらつき」があるとする投稿が確認されています。実際に、ズームリングを指で動かすとカタつく様子を映した動画も公開されており、初期出荷分の品質管理を疑問視する声が出ています。
この問題は写真や動画の写りに直接影響するものではないとみられますが、高価格帯モデルであることを考えると、外装の完成度に不満を持つユーザーが出るのも無理はありません。
すべての個体で発生しているわけではない
一方で、すべてのXiaomi 17 Ultraが同様の状態というわけではありません。香港在住のユーザーによると、手元のLeitzphone Editionではズームリングの不具合は確認できなかったとのことです。このことから、製造ロットや個体差による問題である可能性も考えられます。
ただ、中国国内では実際に不満を訴えるユーザーも存在しており、初期ロット特有の課題として受け止められています。
輸入購入者は到着後すぐの確認が重要
Xiaomiが今後、グローバル版の発売までに対策を講じる可能性は高いとみられますが、すでに中国版を輸入購入した、あるいは購入を検討しているユーザーは注意が必要です。端末が届いたら早めにズームリング周辺を確認し、違和感があれば返品や交換を検討するのが無難でしょう。
高性能カメラを前面に押し出したXiaomi 17 Ultraだけに、初期品質に関する話題は今後の評価にも影響を与えかねません。購入を検討する場合は、こうした情報を踏まえたうえで慎重に判断することが求められそうです。

