Xiaomi、HyperOSの不具合11件を修正 Redmi Note 14の電池・カメラ問題は引き続き調査中

Xiaomiは、毎週公開しているHyperOSの不具合報告を更新し、今週新たに11件の問題を修正したことを明らかにしました。一方で、Redmi Note 14シリーズで報告されているバッテリーやカメラに関する不具合については、引き続き対応を進めている段階としています。

Redmi Note 14シリーズの電池関連トラブル

現在も修正作業が続いている問題の一つが、Redmi Note 14およびRedmi Note 14 Proで発生している電池関連の不具合です。バッテリー残量が少なくなると突然電源が落ちる、表示されている残量と実際の充電状態が一致しないといった症状が報告されています。

対象となっているのは、OSバージョン3.0.4.0.WOGMIXMおよび3.0.3.0.WOFMIXMです。Xiaomiは一部ユーザーにテスト版の修正を配信しましたが、改善が確認できたケースと、依然として問題が残るケースが混在している状況です。暫定的な対処法として、バッテリーを一度完全に使い切り、その後フル充電することが推奨されています。

ウズベキスタンで報告されたカメラの異常動作

Redmi Note 13 Pro+ 5Gでは、ウズベキスタンのユーザーを中心にカメラの異常が報告されています。撮影時にカメラが震えたり、異音が発生したりするという内容で、OSバージョン2.0.209.0.VNOMIXMが対象です。

Xiaomiはすでに原因の調査を開始していますが、初期ログからは明確な要因が特定できておらず、より詳細な情報提供をユーザーに呼びかけています。

今週修正された主な不具合一覧

今回の更新では、合計11件の不具合が修正されました。主な内容は以下のとおりです。

通信関連では、Redmi Pad 2 4Gでタブレットとスマートフォン間の通話接続が正常に行えるようになりました。また、Redmi 14C 5Gの圏外表示問題や、POCO X7 Proでモバイルデータ通信が利用できない不具合も解消されています。

動作やパフォーマンス面では、Xiaomi Pad 7でMessengerがクラッシュする問題が修正され、Xiaomi 15T Proでは天気アプリの情報更新が正常化しました。さらに、Redmi Note 13 Pro+ 5Gのアプリフリーズや、POCO X7 Proのカメラ動作遅延も改善されています。

ハードウェア関連では、POCO F8 Proの画面色表示異常、Redmi Note 14 ProのNFC不具合、Redmi Note 14 5GおよびPOCO M7 Pro 5Gでの有線充電問題が修正されました。また、Redmi Note 14 Proで発生していた自動シャットダウンの問題も解消されたとしています。

そのほかの機能面では、POCO F8 UltraでDolby Soundを3Dサラウンドモードに切り替えられない不具合が修正されています。

不具合報告と今後のアップデートについて

Xiaomiは、今回対応されていない問題についても、フィードバックアプリやROMサブフォーラムを通じて報告してほしいと案内しています。また、端末ごとのアップデート情報は公式Telegramチャンネルで随時発信されており、機種別グループに参加することで、より詳しい情報を確認することも可能です。

修正済みの不具合が着実に増えている一方で、バッテリーやカメラといった使用頻度の高い機能に関する問題も残っています。今後のソフトウェアアップデートで、これらの課題がどこまで改善されるのか注目されます。

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