CMF Phone 2 ProにNothing OS 4.0配信開始、Android 16対応で機能とデザインを刷新

Nothingは、CMF Phone 2 Pro向けに最新OS「Nothing OS 4.0」の配信を開始しました。本アップデートはAndroid 16をベースとしたもので、同端末にとって初の大型アップデートとなります。事前告知どおりの展開となり、順次ユーザーの元に届き始めています。

初のメジャーアップデートが正式配信

Nothing OS 4.0は、先週CMF Phone 1を含むNothing製スマートフォンの多くに提供が始まっていましたが、今回新たにCMF Phone 2 Proも対象に加わりました。Nothingの公式コミュニティページでは、ビルド番号「B4.0-251218-2326」として詳細な更新内容が案内されています。

アップデート容量は数GB規模とされており、Wi-Fi環境でのダウンロードが推奨されています。

日常操作が便利になる新機能

Nothing OS 4.0では、実用性を重視した機能追加が数多く盛り込まれています。AIの利用状況を可視化する「AI使用状況ダッシュボード」が新たに追加され、Essential Space使用時の大規模言語モデルの利用状況を自動的に記録し、プライバシー面での透明性を高めます。

また、ホーム画面やアプリドロワーから直接アプリを非表示にできる機能や、アプリドロワー内検索の対象範囲を指定できる設定も追加されました。Quick Settingsでは、2×2サイズに対応するタイルが増え、レイアウトの自由度も向上しています。

PlaygroundとEssential Appsが登場

今回のアップデートでは、コミュニティ主導の新たな試みとして「Playground(アルファ版)」が導入されました。ここでは、ユーザーが制作したEssential Appsやカメラプリセット、EQプロファイルなどを体験できます。

あわせて、AIを活用したEssential Apps(アルファ版)のダウンロードも解禁され、創造性と効率性を両立したアプリを試せるようになっています。

デザインと表示の進化

視覚面でも多くの変更が加えられています。Nothingのアプリアイコンは全面的に刷新され、より洗練された印象に。ステータスバーのアイコンも見直され、視認性が向上しました。

ロック画面には新たに2種類の時計デザインが追加され、カスタマイズの幅が拡大しています。さらに、より没入感のある表示を実現する「エクストラダークモード」も新たに利用可能となりました。

カメラ機能も着実に強化

カメラ関連では、プリセットの初期ラインアップが見直され、人気スタイルが追加されています。フィルターには強度調整機能が加わり、「Stretch」などの新スタイルも利用可能になりました。

加えて、Nothingブランドの新しいウォーターマークや、アーティスティックなフレームも導入され、撮影後の表現の幅が広がっています。

Nothing OS 4.0は段階的に配信されているため、まだアップデート通知が届いていない場合もありますが、順次利用可能になる予定です。インストール前には念のためデータのバックアップを取っておくと安心でしょう。

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Android 16Nothing/CMF Phone
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