Samsungの新型エントリーモデル、Galaxy A07 5Gの情報が再び登場しました。今回はGeekbenchのGPU Computeベンチマークに登場し、端末の基本性能や搭載チップについての手がかりが得られています。以前のベンチマーク結果は信頼性が疑問視されていましたが、今回の登場は予算重視のGalaxyシリーズに注目するユーザーにとって興味深い内容です。
ベンチマークでわかったGPU性能とCPU構成
Geekbenchでは、Galaxy A07 5GはSM-A076Bという型番で登録されており、OpenCLテストで1,361ポイントを記録しました。これはGPU性能の参考値として有効です。さらにリストには、オクタコアCPU構成も記載されており、効率重視の6コアは2.0GHz、性能重視の2コアは2.4GHzで動作。GPUはMali-G57 MC2が搭載されています。
これらの仕様から、Galaxy A07 5GはGalaxy A06 5Gと同じMediaTek Dimensity 6300を採用している可能性が高いと考えられます。Samsungは既存のチップセットを踏襲しつつ、細かな改良や調整を加える方向性のようです。また、RAMは4GBで、OSは最新のAndroid 16がプリインストールされることも確認されています。
登録情報と認証から見える発売の兆し
Galaxy A07 5Gは、既に複数地域のSamsung公式サポートページにも掲載され始めており、NemkoやBluetooth SIGの認証も取得済みです。これらの動きから、発売が近づいていることがうかがえます。
発売時期については、12月下旬から2026年1月上旬の可能性が示唆されています。公式発表はまだですが、リストや認証情報の増加から、発表は遠くないと考えられます。
低価格で基本的な性能と5G対応、最新Androidを備えるGalaxy A07 5Gは、エントリーモデルを探しているユーザーにとって魅力的な選択肢となりそうです。
