
ソニーの未発表モバイル向けカメラセンサーに関して、新たなリーク情報が登場しました。
今回明らかになったのは、2種類の新型センサーの存在です。50MPの「LYT-838」については、先行してVivoの次期モデルに採用される可能性が高いとみられています。しかし、より注目を集めているのは2億画素の「LYT-910」。ソニー初の200MP CMOSで、1/1.11インチ相当・0.7μmとされ、ハイエンド向けであることは間違いありません。
「Ultra」搭載との情報。最有力候補はどのメーカー?

リーク情報では、この LYT-910 が“Ultra”を冠するフラッグシップに搭載されるとされています。
まず思い浮かぶのはサムスンのGalaxy S26 Ultraですが、同シリーズは既にサムスン製の200MP「HP2」を採用する方針が有力視されています。もし仕様が変わったとしても、サムスンが自社の最上位モデルにわざわざ他社センサーを載せる可能性は高くありません。
次に候補に挙がるのは、発売時期が取り沙汰されているXiaomi 17 Ultra。ただ、こちらは1インチ・50MPのOmniVision製センサーがメインに採用されるという情報が優勢です。レンズ構成の噂とも矛盾しないため、現時点でLYT-910搭載機の本命とは言い難い状況です。
有力視されるのは ASUS? Zenfone 13 Ultra説
現実的な候補として名前が浮上しているのが、ASUSの次期フラッグシップZenfone 13 Ultraです。存在自体はまだ公式には確認されていないものの、前モデルである Zenfone 12 Ultra がソニー製の50MP「LYTIA 700」を採用している点を考えると、次世代機でセンサーを強化する可能性は十分にあります。Zenfoneシリーズはカメラで独自路線を貫いており、ソニーの最新センサー採用はブランド戦略としても自然です。
そして“超低確率”ながら囁かれる Xperia Ultra 復活論
最後に、あくまで可能性は限りなく低いものの、Xperiaの“Ultra”復活説も語られています。現在のラインナップにUltraは存在しませんが、過去には複数回、Xperia Ultraシリーズ再登場の噂が浮上しました。ソニーの自社センサーを最初に自社スマホへ、というのは夢のある話ですが、今のところは“期待を込めた想像”の域を出ないでしょう。
現時点で LYT-910 を搭載する“Ultra”モデルがどれなのか、明確な答えはまだ出ていません。ただ、センサーのスペックがフラッグシップ向けである以上、2026年以降のトップレンジを象徴する1台になることは間違いなく、今後の情報に注目が集まります。
