
Nothing Technologyの新型スマートフォンが、いよいよ日本市場に姿を現しそうです。Nothingの日本公式Xアカウントが1月7日に新製品を発表すると予告しており、投稿内容や添付画像から見て、国内投入が近いのはNothing Phone (3a) Liteとみて間違いなさそうです。
公式Xの投稿で国内発表を予告

Nothing Japanの投稿では機種名こそ明言されていないものの、公開された画像は、すでに海外で発表・販売されているNothing Phone (3a) Liteの背面デザインと一致します。半透明デザインと独特のパーツ配置は、Nothingらしさを強く感じさせるものです。

楽天モバイルとのイベント開催も示唆材料に
さらに注目されるのが、1月10日から11日にかけて代官山T-SITE GARDEN GALLERYで開催される、楽天モバイルとのコラボイベントです。この点から、Nothing Phone (3a) Liteが少なくとも楽天モバイルで取り扱われる可能性は極めて高いと考えられます。
Xperia 10 VIIとほぼ並ぶ処理性能

Nothing Phone (3a) Liteに搭載されるチップセットは、MediaTekのDimensity 7300 Proです。公開されているベンチマークスコアを見る限り、Snapdragon 6 Gen 3を採用するXperia 10 VIIとCPU性能はほぼ同等の水準にあります。ミドルレンジモデルとして、日常用途では十分な処理能力を備えているといえそうです。

価格差が生む大きなインパクト
価格面でも両機種には大きな違いがあります。欧州での発売時価格は、Nothing Phone (3a) Liteが249ユーロ、Xperia 10 VIIが449ユーロと、約200ユーロの差があります。国内でXperia 10 VIIが74,800円で販売されていることを踏まえると、単純計算ではNothing Phone (3a) Liteは4万円前後になる可能性もありそうです。
おサイフケータイへの対応有無など、国内仕様についてはまだ不明な点が残っていますが、性能が近く価格が抑えられるのであれば、Xperia 10 VIIにとっては無視できない存在となりそうです。1月7日の正式発表で、どこまで詳細が明らかになるのか注目したいところです。

