Xiaomi 17 Ultra、ライカ監修の“200MP光学ズーム”の仕様が浮上 F値は70mmでF2.3、100mmでF3.0?

次世代フラグシップ「Xiaomi 17 Ultra」に搭載されると噂されてきたライカ監修の光学ズームカメラについて、新たな情報が出ています。中国の著名リーカー・Digital Chat Station氏が、焦点距離やF値に関する具体的な数値を投稿し、これまで以上に実像が見え始めています。

■ “デジタルズーム頼り”の時代を終わらせる構成?

スマホ業界では、サムスン、OPPO、vivoなどが超解像処理を駆使したデジタルズームを強みにしてきました。しかしXiaomiは、17 Ultraで「光学ズーム主体」へ大きく舵を切るとされ、これまでとは一線を画す望遠体験を実現する可能性があります。

特に注目されてきたのが、約200MPセンサーを使ったライカ光学ズームカメラ。今回のリークによると、

  • 70mm相当で F2.3
  • 100mm相当で F3.0

というF値が採用される見込みとのことです。望遠側に伸ばすほど光量が落ちるという、ごく一般的なズームレンズの挙動に近いスペックで、単なるデジタル処理ではなくリアルな光学設計であることが示唆されています。

■ ズーム構造は“外付け”か、それとも本体内蔵か

17 Ultraの背面カメラ構成については、情報がまだ錯綜しています。これまでのコード解析ではクアッドカメラ構成(4眼)が示されている一方、ズームレンズについては「70〜100mmの可変光学」を内蔵する説と、「外付けレンズを装着して拡張する」説の2つが存在。

後者は、OPPO Find X9 Proやvivo X300 Proのテレコンバーター的な発想に近いものの、より強力な拡張になるとも噂されています。一方で、今回の投稿では内部に組み込まれたペリスコープ方式の可能性も示されており、ソニー「Xperia 1 VII」が採用した機構に近いという見方もあります。

■ 発表は年末〜年初めか

後継となる17 Ultraは、すでに中国での認証手続きが進んでいるとされ、発表時期は12月または2026年1月ごろが有力。15 Ultraよりも早い投入ペースになる可能性もあり、正式発表までそう長くは待たされない見込みです。

■ 現段階の情報は“テスト機”ベース

今回公開された数値は、あくまで現在試験中とされる個体の仕様。発売に向けた最終調整で変更される可能性は残されています。

とはいえ、スマートフォンで200MPクラスの光学ズームを実現するというアプローチ自体が非常に挑戦的で、もし実現すれば写真好きにとって大きな注目機種となりそうです。今後も追加情報が出るたびに、カメラ構成の全貌により近づいていくことになりそうです。

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