Honor Win発表!10000mAh+27Wリバース充電対応で「ほぼモバイルバッテリー」級の存在に

HONORは中国市場向けに、新たなゲーミングフラッグシップスマートフォン「HONOR WIN」および「HONOR WIN RT」を正式発表しました。これらは従来のGTシリーズに代わる新ラインとして位置付けられ、性能と持続力の両立を強く意識したモデルとなっています。中でもHONOR WINは、フラッグシップSoCと超大容量バッテリーを組み合わせた、これまでにない構成が大きな注目を集めています。

Snapdragon 8 Elite Gen 5とアクティブ冷却を採用

HONOR WINには、2025年時点で最新となるSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載しています。3nmプロセスで製造されたこのチップは、最大4.6GHzで動作し、高負荷なゲームや長時間の処理でも安定したパフォーマンスを発揮します。

さらに、本体内部には物理的な冷却ファンを備えたアクティブ冷却システムを内蔵しています。最大25,000rpmで回転するファンがSoC周辺に直接風を送る設計となっており、長時間のプレイでも熱による性能低下を抑える仕組みです。メーカーによれば、過酷な使用状況でもコア温度を最大で約7度低下させるとされています。

185Hz駆動の高精細OLEDディスプレイ

ディスプレイは6.83インチの1.5K OLEDを採用し、リフレッシュレートは最大185Hzに対応しています。競技性の高いゲームプレイを想定した仕様で、非常に滑らかな表示が可能です。

また、PWM調光は5920Hzと極めて高く、暗所や低輝度時でもフリッカーを抑え、長時間使用時の目への負担軽減にも配慮されています。

10000mAhバッテリーと100W充電、ほぼモバイルバッテリー級

HONOR WIN最大の特徴は、フラッグシップスマートフォンとしては異例とも言える10000mAhの超大容量バッテリーです。シリコンカーボン技術を採用することで、厚さ約8.3mmというサイズ感を保ちながら、この容量を実現しています。

有線充電は最大100W、ワイヤレス充電は最大80Wに対応し、大容量バッテリーでありながら充電時間を大幅に短縮できます。さらに27Wのリバース充電にも対応しており、ワイヤレスイヤホンや他のスマートフォンを充電することも可能です。使い方次第では「ほとんどモバイルバッテリー」と言っても差し支えない存在と言えそうです。

なお、Snapdragon 8 Elite Gen 5という最新フラッグシップSoCを搭載しつつ、10000mAhという超大容量バッテリーを備えたスマートフォンは、現時点では他に例がなく、その点でもHONOR WINは非常にユニークな存在となっています。

ゲーミング機ながら妥協しないカメラと耐久性

カメラは50MPのメインカメラと12MPの超広角カメラを基本構成とし、HONOR WINではさらに50MPの3倍望遠カメラを追加しています。ゲーミング用途が中心でありながら、日常撮影でも不足を感じにくい仕様です。

また、防水防塵性能はIP68、IP69、IP69Kに対応し、高圧の温水噴射や水没にも耐える設計となっています。屋外や過酷な環境での使用を想定した、非常に高い耐久性も特徴です。

性能、冷却、表示品質、そして常識外れとも言えるバッテリー容量を兼ね備えたHONOR WINは、単なるゲーミングスマートフォンの枠を超えた存在と言えます。スマートフォンとしての役割に加え、電源確保の不安を大きく減らす一台として、今後の展開にも注目が集まりそうです。

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