
Appleが今年投入した「iPhone Air」は、その斬新な薄型デザインで注目を集めた一方、販売面では想定よりも伸び悩んだとされています。しかし、同シリーズはまだ終わっていないようです。
複数のリーク情報によると、Appleはすでに次世代モデルの検討を進めており、最大の改良点として“カメラの数”が挙げられています。
薄さとデザインはそのままに、カメラ性能を強化?
海外の有名リーカー Digital Chat Station氏によると、次期モデル(通称「iPhone 18 Air」)は現行の1眼カメラから2眼構成へと変わる可能性が高いとのことです。
追加されるのは48MPの超広角カメラで、メインカメラも48MPのまま据え置き。遠距離撮影はデジタルズームで2倍相当をカバーするとみられます。
筐体デザインは大幅な変更はなく、6.5インチディスプレイや超薄型ボディを継続。内部パーツをカメラユニット側に極力集約するという現行モデルの思想も、次期機でも引き継がれるようです。
“薄くて軽いのに持ちやすい”という評価は高い
iPhone Airは登場時、実機の美しさや軽さが大きな話題となりました。
特に、極薄ながら握りにくさを感じさせないフレーム周りの形状は、多くのメディアやユーザーから高く評価されています。
一方で、カメラ構成が1眼のみという点は、購入をためらう理由としてしばしば指摘されてきました。
「日常的に広角と望遠を使うから、1眼では足りない」という声は根強く、今回のリークにある“デュアルカメラ化”は、そうした不満に応えるものとみられます。
来年のラインナップで存在感を取り戻せるか
iPhone Airシリーズは、Proでも無印でもない新しいポジションとして登場しましたが、やや中途半端という印象を持つユーザーも少なくありませんでした。
もし次期モデルで撮影性能が強化されれば、薄さや軽さを重視する層だけでなく、メイン端末として使いたいユーザーにも選択肢が広がる可能性があります。
Appleは依然としてAirシリーズに期待を寄せている様子で、2025年モデルのラインアップでも重要な位置づけになるかもしれません。
現時点ではあくまでリーク情報に過ぎませんが、単眼カメラがネックで購入を見送ったユーザーにとっては、気になる話題と言えそうです。
