サムスン初の2nmチップ「Exynos 2600」流出スコアが話題に―Snapdragon 8 Elite Gen 5を上回る結果?

サムスンが来年のフラッグシップ「Galaxy S26」シリーズ向けに開発を進めているとされる次世代チップ「Exynos 2600」。その性能を示すとされるGeekbench 6のスコアが海外で話題になっています。
もしこれが事実なら、同シリーズに採用されるSnapdragon 8 Elite Gen 5をCPU性能で上回る可能性があるようです。

シングル・マルチコアともに上回る数値

海外SNS上に投稿された画面によると、Exynos 2600はシングルコア4,217、マルチコア13,482というスコアを記録したとのこと。
同じテストでSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載した端末は、シングル3,824、マルチ12,402という結果が報告されており、単純比較ではExynos 2600が約10%前後高い数値という計算になります。

さらに、このテストに使用されたとされるチップは1+3+6の10コア構成。最大4.20GHzのプライムコアを含むかなり攻めたクロックで動作していたようです。サムスンが初の2nmプロセスでどこまで性能を引き上げられるか、試験段階で限界値を探っている可能性もあります。

ただし信ぴょう性には疑問も

一方で、このベンチマーク情報には不確実な点も残っています。Geekbenchの公式データベースには、該当するリストが現時点で確認できず、すでに削除されたか、そもそも本物ではなかった可能性も指摘されています。
また、一部では「過去の怪しいリークに対抗するために作られた数字ではないか」という声もあり、真偽ははっきりしていません。

実際に製品へ搭載されるかは未確定

クロック設定もテスト用サンプルとしては非常に高く、これが製品版に採用されるとは限らないのが現実です。ただ、これまでSnapdragonに劣勢だったExynosが、仮に同等以上のパワーを実現できるのであれば、Galaxyシリーズにとって大きな転換点となる可能性があります。

現時点で、数値もチップ仕様もすべて“未確認のリーク情報”にとどまっています。とはいえ、サムスンが2nm世代に向け本気でパフォーマンス強化に取り組んでいることは確かで、正式発表があれば今後大きな注目を集めそうです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
AndroidスマホのベンチマークスコアGalaxy
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク