
今年8月に発売されたFCNTの最新モデル「arrows Alpha」。
「Dimensity 8350 Extreme」チップを搭載したアッパーミドル機で、近年のarrowsスマートフォンとしては比較的高スペックなモデルとして、現在も安定的な人気を誇っている機種といえます。
そして今回、このarrows Alphaが過去のarrowsラインナップとしては稀に見る高評価を受けていることが明らかになりました。
以下は当記事執筆時点での価格.comにおけるarrows Alphaのユーザー評価。

160件近いレビューがあり、その総合評価は4.48ポイントとなっています。
なお、FCNTは2021年に富士通から完全独立し、2023年には破産申請し、その結果、レノボ傘下となり、現在のスマートフォンの開発はモーロローラモビリティが行っています。
ここ最近のarrowsスマートフォンでここまで高評価をされた機種はなく、これはarrowsがFCNTブランドとなって初です。

なお、Arrowsスマートフォンが価格.comで今回のarrows Alpha以上の総合評価を得たのは2014年発売のARROWS NX F-05Fが最後で、この頃のArrowsスマートフォンはまだ富士通が展開していました。

ちなみにこのARROWS NX F-05Fが発売されたのは2014年なので、arrows Alphaは実に富士通時代以来、11年ぶりの高評価を受けているという事になります。
arrowsシリーズはレノボ傘下/モトローラ開発となってから、徐々にユーザー目線の機種に近づきつつあるという印象も受けるので、今後もこの調子で手堅く良い機種を出していけば、少しずつシェアも回復するのかもしれませんね。
