Xperia 1 VIIのSIMフリー版が国内で初の値下げ!でも最上位モデルの価格は据え置き

ソニーが国内向けに販売している「Xperia 1 VII(XQ-FS44)」のSIMフリー版が、ついに公式ストアで値下げされました。海外では1〜2週間ほど前から段階的に価格改定が始まっていましたが、日本国内での値下げは今回が初となります。

主要構成の2モデルが実質1万円以上の値下げに

今回調整されたのは以下の3モデルのうち、モデルです。

  • 12GB / 256GB:205,000円 → 189,200円
  • 12GB / 512GB:218,900円 → 209,000円
  • 16GB / 512GB:234,300円 → 据え置き

256GBモデルは約1万6千円、512GBモデルも約1万円の値下げと、ハイエンド機としては比較的思い切った調整が入りました。一方で、最上位の16GB / 512GBモデルのみ価格が据え置かれており、この点は注目ポイントです。

最上位モデルだけ据え置きの理由は?

16GB / 512GB構成が値下げされなかった理由についてソニーから公式コメントは出ていませんが、在庫状況と販売動向を踏まえると「品薄状態の継続」が要因とみられています。

Xperia 1 VIIの中でもこの最上位構成は発売直後から需要が高く、国内外で安定して品薄が続いていました。価格を下げても供給が追いつかない状況では、値下げをするメリットが薄いと判断された可能性があります。

昨年モデルよりも値下げ時期は遅め

昨年の「Xperia 1 VI」は国内でも11月後半に初の値下げが実施されていました。これと比較すると、今年の値下げはやや遅いタイミングとなります。海外ではすでに値下げが進んでいたため、日本でもようやく足並みが揃った格好です。

価格が下がり、選択肢としてさらに現実的に

今回の値下げにより、特に12GB / 256GBモデルは20万円を切り、購入のハードルが一段下がった印象があります。最上位構成は依然として高値を維持していますが、主力となる2モデルは年末商戦のタイミングに向けて魅力が増したと言えるでしょう。

Xperia 1 VIIの購入を検討していた人にとっては、有力なタイミングがついに到来したと言えそうです。