
Appleの最新フラッグシップ「iPhone 17 Pro」や「iPhone 17 Air」で、発売前から一部ユーザーによるカメラの不具合が報告されています。撮影した写真に白い線状のノイズや黒い斑点、フレームの一部が歪むといった症状が確認されており、特定の条件下で発生するようです。
コンサート会場で発覚した不具合

CNN UnderscoredのHenry Casey氏によると、この問題はライブ会場でのテスト撮影中に顕著に現れました。強烈なLEDステージライトが直接カメラに当たった際、画像の一部が暗くなり、残りの部分に白い線が走る現象が見られたとのことです。発生頻度はすべての写真ではないものの、およそ10枚に1枚程度の割合で確認され、せっかくの撮影が台無しになるケースもあると報告されています。
Appleが認めた原因と対応
Appleはすでにこの不具合を認識しており、「非常に明るいLEDライトがカメラに直接当たった際にごくまれに発生するソフトウェア上のバグ」であると説明しています。ハードウェアの欠陥ではなく、ソフトウェアの問題であるため、今後配信予定の「iOS 26.1」アップデートで修正される見込みです。なお、最初のベータ版はまもなく公開される予定とされています。
修正は次回アップデートで
AppleはこれまでもiPhoneやiPad、Macといった製品でソフトウェア不具合に迅速に対応してきました。今回も例外ではなく、早期の修正が期待されます。ただし、具体的な配信時期については現時点で明らかにされていません。それまでは、iPhone 17 ProやiPhone 17 Airを利用するユーザーは、強いLEDライトの下での撮影に注意したほうがよさそうです。
このように不具合は限定的な環境でのみ発生するものの、発売直前の段階で話題になったことで注目を集めています。Appleが今後どのように対応するか、最新情報に引き続き注目です。