
OPPOは、新型タブレット「OPPO Pad Air 5」を12月25日に中国で発表すると正式に明らかにしました。すでにOPPO公式ショップでは予約受付が始まっており、その掲載情報から本体デザインや主要スペック、用意されるバリエーションの一部が事前に判明しています。
2.8Kディスプレイと大容量バッテリーを搭載
OPPO Pad Air 5は、2.8K解像度のディスプレイを採用し、OSにはColorOSを搭載することが確認されています。バッテリー容量は10,050mAhと大きく、動画視聴や学習用途などでも安心して使える構成となりそうです。
このスペック構成は、過去のOPPO製タブレットに近い印象ですが、詳細については後述します。
Wi-Fiモデルと5Gモデルを用意、カラーと構成も明らかに
予約ページの情報によると、OPPO Pad Air 5はWi-FiモデルとWi-Fi+5Gモデルの2種類が用意されます。カラーバリエーションは、スペースグレー、スターライトパウダー、スターライトピンクの3色展開です。

Wi-Fiモデルは、8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GBの3構成が用意される一方、5Gモデルはスペースグレーのみで、8GB+128GB構成に限定されるようです。
OnePlus Pad Go 2をベースにした可能性
判明している仕様から判断すると、OPPO Pad Air 5は、すでに一部市場で発売されている「OnePlus Pad Go 2」をベースにしたモデルである可能性が高そうです。
その場合、12.1インチのLCDディスプレイ(2.8K解像度、120Hzリフレッシュレート)を採用し、チップセットにはMediaTek Dimensity 7300-Ultraを搭載する構成が想定されます。メモリはLPDDR4x、ストレージはUFS 3.1、充電は33W対応になる可能性があります。
カメラやオーディオ面も標準的な構成か
カメラについては、前面・背面ともに約800万画素のシングルカメラを搭載する構成が予想されています。オーディオ面ではクアッドスピーカーを備え、タブレットらしく動画視聴やオンライン会議を意識した設計となりそうです。生体認証については、顔認証が採用される見込みです。
Pad Air 2の後継として登場
OPPO Pad Air 5は、2023年に登場した「OPPO Pad Air 2」の後継モデルに位置づけられます。なお、Pad Air 2も中国以外の市場ではOnePlus Pad Goをベースにしたモデルとして展開されていました。
今回も同様の流れとなる可能性が高く、コストと性能のバランスを重視したタブレットとして、幅広いユーザー層に向けた製品になることが期待されます。正式発表では価格や発売時期などの詳細も明らかになる見込みで、続報に注目したいところです。

