
OPPOが来年の国内展開に向けて準備を進めているとみられるミッドレンジスマートフォン「OPPO Reno15 A」。この未発表モデルについて、ソフトバンクまたはY!モバイル向けと見られる型番の存在が新たに確認され、国内キャリア展開への期待が高まっています。
マレーシアのeSIMデータベースに「A601OP」を確認
今回見つかったのは、マレーシアのMVNO「vini」が公開しているeSIM対応端末のデータベースです。その中に「OPPO A601OP」という記載があり、これが国内キャリア向けモデルではないかと注目されています。

この「A601OP」という型番は、ソフトバンクおよびY!モバイルで採用されている型番ルールと一致しています。「6」は2026年モデル世代を示し、「OP」はOPPO製スマートフォンであることを表すものです。
Reno13 Aの後継モデルである可能性が濃厚
参考までに、2025年に国内で発売された「OPPO Reno13 A」のソフトバンク版型番は「A501OP」でした。この流れを踏まえると、「A601OP」はその後継機にあたる「Reno15 A」である可能性が極めて高いと見てよさそうです。
ソフトバンクとY!モバイルが前年と同様の販売戦略を取るのであれば、今回確認された型番は、両ブランドからの同時、もしくは近いタイミングでの投入を示唆している可能性もあります。
au向けとみられる未発表OPPO端末も存在
なお、国内向けの未発表OPPO端末としては、少し前にauの型番とみられる「OPG08」の存在も確認されています。こちらもReno15 Aである可能性が高く、同モデルは昨年同様、auとY!モバイルから展開ということになりそうです。
海外版Reno15シリーズとの関係は?
海外ではすでに「OPPO Reno15」「Reno15 Pro」が展開されており、これらのモデルにはMediaTek製チップセットが採用されています。ただし、国内向けの「Reno15 A」は、価格帯やキャリア仕様の違いから、構成が一部変更される可能性もあり、詳細は今後の正式発表待ちとなります。
現時点ではあくまで型番情報に基づくものではありますが、Reno Aシリーズは毎年安定した人気を誇るだけに、次世代モデルの動向には引き続き注目が集まりそうです。
