
前回から一転、フラッグシップ級の数値に
今年7月にGeekbenchのデータベースで初めて姿を見せたサムスンの新型チップ「Exynos 2600」。その際のスコアは、シングルコア2,155、マルチコア7,788と、正直言ってフラッグシップ向けとしてはやや物足りないものでした。

しかし今回、再びGeekbenchに登場したExynos 2600は大きな進化を遂げています。最新の計測では、シングルコア3,309、マルチコア11,256を記録。AppleのM3に迫り、QualcommのSnapdragon 8 Eliteを上回る数値を叩き出しました。
クロック周波数も強化
スコア向上の背景にはCPUクロックの強化があります。最上位のプライムコアは従来の3.55GHzから3.8GHzへ引き上げられ、3つのパフォーマンスコアも2.96GHzから3.26GHzに向上。さらに6つの効率コアも2.46GHzから2.76GHzへと底上げされており、全体的なパフォーマンスアップが図られています。
2nmプロセス採用とAI強化
Exynos 2600はサムスン初の2nmプロセス採用SoCになる見込みです。同社によれば、前世代のExynos 2500と比べてNPU性能が大幅に改善され、端末上でのAI処理能力も強化されるとのこと。
搭載モデルはGalaxy S26シリーズか
この新チップは、来年1月に発表が予想される「Galaxy S26 Pro」および「Galaxy S26 Edge」に初搭載される可能性が高いとみられています。
今回のベンチマーク結果からも分かるように、サムスンはExynosシリーズを再びハイエンド市場で競争力ある存在に押し上げようとしているようです。来年のフラッグシップモデルがどこまで性能を引き出せるのか、大きな注目が集まります。