
Samsungは新エントリーモデル「Galaxy A07 (4G)」を静かに発表しました。前モデル「Galaxy A06」と比べ、処理性能からソフトウェアサポートまで大幅に進化しており、長く安心して使える一台となっています。
Helio G99搭載で性能大幅向上
Galaxy A07には、MediaTekのHelio G99チップセットを採用。旧モデルに搭載されていた12nmプロセスのHelio G85に比べ、最新の6nmプロセスで製造され、CPUにはCortex-A76コア、GPUにはMali-G57 MC2を搭載しています。これにより、エントリーモデルながら処理性能や電力効率が大きく改善されています。
OSはAndroid 15、6回の大型アップデートを保証
ソフトウェア面では最新のAndroid 15/One UI 7を搭載して出荷。さらにSamsungは、6回のOSアップデートを保証しており、前モデルの2回から大きく強化されました。長期間のサポートにより、買い替えサイクルを気にせず利用できるのは大きな魅力です。
また、防滴対応のIP54等級も新たに備え、日常使いの安心感が向上しました。
ディスプレイとカメラ構成
ディスプレイは6.7インチLCDで、リフレッシュレートは90Hzに対応。解像度は720p+と抑えめですが、エントリーモデルとしては標準的な仕様です。フロントカメラは**800万画素(f/2.0)**を搭載。
背面には5000万画素のメインカメラ(f/1.8)と200万画素の深度センサーを備え、1080p/30fpsの動画撮影にも対応しています。
充実の基本仕様
Galaxy A07はデュアルSIMに対応し、microSDカードスロットを独立して搭載。さらに3.5mmイヤホンジャックも健在です。
通信規格はWi-Fi 5、Bluetooth 5.3、USB-C 2.0に対応。5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、25Wの急速充電が可能です。
本体サイズは167.4 × 77.4 × 7.6mm、重量は184gと比較的軽量に仕上がっています。
価格と展開
Galaxy A07はまずインドネシアで発表され、4GB+64GBから8GB+256GBまで複数の構成が用意されます。
価格はインドネシアでは約IDR 1,400,000(約85ドル/約75ユーロ)からと非常に手頃。ウクライナでは4GB+128GBモデルがUAH 4,700(約115ドル/約100ユーロ)で販売されるなど、地域ごとに価格差があります。