
Samsungの次期フラッグシップ「Galaxy S26」に搭載されるとみられる次世代SoC「Exynos 2600」のGPUベンチマーク結果がリークされ、早くも注目を集めています。今回明らかになったのは、実機とされる端末によるGPU性能で、競合となるSnapdragon 8 Elite Gen 5との比較も可能な内容となっています。
世界初の2nmチップ「Exynos 2600」が実機で確認
Geekbenchのデータベースに登場した型番「SM-S942B」のSamsung端末は、国際版Galaxy S26とみられています。スペック情報から、10コア構成のSoCとSamsung製GPU「Xclipse 960」を搭載していることが確認でき、Exynos 2600である可能性は極めて高いと見られます。

これまでExynos 2600は、韓国向けGalaxy S26およびS26 Plusへの採用が噂されていましたが、今回の情報から、欧州など一部グローバル市場でもExynos版が展開される可能性が浮上しました。

GPU性能をOnePlus 15と比較
今回リークされたのはCPUではなく、VulkanおよびOpenCLによるGPUベンチマーク結果です。比較対象となるのは、Snapdragon 8 Elite Gen 5とAdreno 840 GPUを搭載するOnePlus 15です。

初期段階のテストであるにもかかわらず、Xclipse 960はVulkanでAdreno 840の約88%、OpenCLでも約80%弱のスコアを記録しています。従来、ExynosはGPU性能や発熱面で不利とされることが多かっただけに、この数値は想像以上に健闘していると言えそうです。
今後の最適化で性能向上の余地も
今回の比較は、ソフトウェアの最適化が十分に進んでいない開発段階の数値である点には注意が必要です。SamsungはExynos 2600について、チップ直付けのヒートブロッカーなどを採用し、発熱と電力効率の改善を強調してきました。
今後、ファームウェアやドライバの最適化が進めば、GPU性能がさらに引き上げられる可能性も十分に考えられます。
Exynos復活の足がかりとなるか
Exynos 2600は、Samsungにとって世界初の2nmプロセスを採用する意欲的なSoCとなる見込みです。今回のGPUベンチマーク結果を見る限り、少なくともグラフィックス性能においては、Snapdragonとの大きな差は感じられない水準に近づいています。
長らく課題とされてきたExynosの評価を覆せるかどうかは、実際の製品版での性能や安定性次第となりそうですが、Galaxy S26世代で一つの転機を迎える可能性は十分にありそうです。


