Xiaomiが次世代スマホで脱Androidを本格化? 独自SoCに独自OSと生成AIも搭載か

Xiaomiが、同社独自のチップセットだけでなく、独自OSやローカル生成AIを組み合わせた次世代スマートフォンを開発しているとの噂が浮上しています。実現すれば、同社の戦略は単なる端末メーカーの枠を超え、大きな転換点を迎えることになりそうです。

独自チップXRINGの次なる一手

Xiaomiはすでに自社開発SoC「XRING 01」を発表しており、QualcommやMediaTekへの依存を減らす第一歩を踏み出しています。さらに「XRING 02」の商標が出願されていることから、後継チップの開発が進んでいるのはほぼ確実と見られています。

著名リーカーのIce Universe氏によると、Xiaomiは年内にもXRING 02を搭載した新型スマートフォンを発表する可能性があるとのことです。注目すべきは、チップだけでなく、独自OSとローカル動作する生成AIを組み合わせた端末になるという点です。

Huaweiに続く存在になれるのか

もしこの噂が事実であれば、XiaomiはHuaweiに続き、チップ・OS・AIを自社主導で統合する中国メーカーとなります。ただし、すべてが順調に進むとは限りません。

一部では、独自OSといってもAndroidをベースにしたフォークに過ぎず、AIについてもDeepSeekなど既存の大規模言語モデルをローカル向けに最適化したものではないか、という見方もあります。完全にゼロからの独自開発ではない可能性も否定できません。

製造プロセスと地政学リスク

XRING 02については、TSMCの2nmプロセス採用が理想とされる一方、コスト面や先端EDAツールの調達制限といった課題が立ちはだかっています。米国による輸出規制の影響もあり、現実的には3nmプロセスにとどまる可能性が高いと見られています。

また、CPUやGPUについてはARM設計を引き続き採用するとの見方が強く、製造面ではTSMCへの依存も続く見込みです。Huaweiのような制裁を受けないかどうかも、今後の大きな不確定要素となります。

スマホ以外への展開も視野に

XRING 02はスマートフォンやタブレットに限らず、将来的にはスマートカー向けへの展開も検討されているとされています。ただし、自動車分野は安全性や検証に時間がかかるため、本格採用までは長期戦になる見通しです。

Xiaomiの雷軍CEOは、XRING 01の開発に約10年、総額145億ドル規模の投資を行ったと明かしています。この実績を踏まえると、今回の野心的な構想も決して絵空事とは言い切れません。

チップ、OS、AIを自社で握るというXiaomiの挑戦が現実のものとなるのか、今後の公式発表に注目が集まりそうです。

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