2026年のカメラスマホ戦争が加熱へ ― Xiaomi 16 Ultra、Oppo Find X9 Ultraなどが外付けレンズ対応の可能性

スマートフォンのカメラ性能を競う戦いは、いよいよ新たなフェーズに突入しそうです。2026年に登場が噂される Xiaomi 16 UltraVivo X300 UltraOppo Find X9 Ultra の3機種が、それぞれ独自の形で「外付けレンズ」に対応する可能性が浮上しています。

これまで一部ユーザー向けにとどまっていたスマホの外付けレンズですが、各社がフラッグシップモデルで本格対応を進めることで、プロ向けカメラ機材に匹敵するような撮影体験がスマホでも可能になるかもしれません。


Xiaomiはライカと再タッグ、外付けレンズキットを準備中?

今年のMWC 2025で注目を集めたXiaomiの「マグネット式レンズキット」。従来の外付けアダプターとは一線を画すスマートな着脱方式で話題となりましたが、最新のリークによると、次期フラッグシップ「Xiaomi 16 Ultra」ではこのマグネット式は採用されない可能性があるようです。

ただし、代わりにLeica(ライカ)ブランドの専用レンズを含む「Photography Kit」の提供が計画されており、これにより本格的な写真撮影が可能になることが期待されています。


VivoはZeiss監修の高性能レンズで対抗か

対するVivoは、カール・ツァイス(Zeiss)との提携を強化し、「X300 Ultra」でより高度な外付けレンズシステムを展開する可能性が高いと見られています。特に注目されているのが、「連続ズーム」の搭載。これは焦点距離をスムーズに変更できる新技術で、従来のズーム機構よりも撮影の自由度が大きく向上すると予想されています。


OppoはHasselblad監修のレンズアクセサリーを導入か

一方、Oppoは2026年モデルとなる「Find X9 Ultra」で初めて外付けレンズ対応に乗り出すとされており、同社が提携しているHasselblad(ハッセルブラッド)のブランド名が付いたレンズが登場する可能性も取り沙汰されています。

また、前モデル「X8 Ultra」で好評だったデュアルペリスコープズーム構成を継承する見込みで、これにより望遠性能をさらに強化する方針のようです。なお、Huaweiのような「可変レンズ式」には移行せず、従来の実績ある構成をあえて選んでいる模様です。


それぞれ異なるアプローチで「カメラスマホ頂上決戦」へ

現時点では、これらの新型フラッグシップがすべて実際に外付けレンズ対応となるかは定かではありません。しかし、各社が提携メーカーやズーム方式、センサーサイズなど異なる方向性で差別化を図っている点は非常に興味深いと言えるでしょう。

とりわけ、Xiaomi 16 Ultraに搭載されると噂される新型1インチセンサーは、ハードウェア面でのアドバンテージを大きく押し上げる可能性があります。


2026年は「スマホのカメラ性能」という一点において、これまでにない熾烈な競争が繰り広げられそうです。単なる数値競争を超え、実際に“プロ機材の代替”となり得るのか――各社の動向からますます目が離せません。

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