Android 16ベースの新UI、S25シリーズを皮切りに順次展開か
One UI 8の正式版、まもなく登場へ
Samsungの次期ユーザーインターフェース「One UI 8」がいよいよ本格的に動き出しています。Android 16をベースとしたこの最新UIは、現在Galaxy S25シリーズ向けにパブリックベータとして公開されており、それ以外の機種向けにも社内テストが進行中と見られています。
正式版のリリースはまずGalaxy S25シリーズから始まり、次いで他の対応モデルにも順次展開される見通しです。
サーバー上で確認された対象機種リスト
Samsungが公開するファームウェア情報を追跡している複数の開発者やリーカーによると、以下の機種に対してOne UI 8のビルドがすでに確認されています。このリストにある端末は、最初期にアップデートを受け取る可能性が高いと予想されています。
アップデートが期待されるGalaxy端末一覧
- Galaxy S25 / S25+ / S25 Ultra
- Galaxy S24 / S24+ / S24 Ultra
- Galaxy S23 / S23+ / S23 Ultra
- Galaxy S24 FE
- Galaxy Z Flip 6
- Galaxy Z Fold 6
- Galaxy A56 / A55
- Galaxy A36 / A35
このラインナップを見ると、ハイエンドモデルを中心に、Galaxy Aシリーズの最新モデルも含まれているのが特徴です。Samsungは例年、フラッグシップモデルからアップデートを開始し、その後Aシリーズやタブレットなどへと広げていく傾向があります。
One UI 8で期待される新機能
One UI 8は単なる見た目の刷新にとどまらず、操作性やパフォーマンス面でも大幅な進化を遂げているとされています。公開されているパブリックベータ版やリーク情報から分かっている主な変更点は以下の通りです：
- アニメーションの滑らかさと応答速度の向上
- ロック画面の時計表示が時間帯や状況に応じて変化する「適応型ロックスクリーンクロック」
- 新たなジェスチャーエフェクトや視覚演出の追加
- AIを活用した動作の最適化
SNSなどで共有された先行体験動画からも、すでに多くのユーザーがその変化に高い関心を寄せているようです。
今後の展開にも注目
今回紹介したアップデート対象の機種リストは、あくまで現在サーバー上で発見されているファームウェア情報に基づいたものであり、正式な発表ではありません。したがって、これに含まれていない機種であっても、予想より早くアップデートが配信される可能性は十分にあります。
One UI 8は、Galaxyユーザーにとって2025年下半期の大きなトピックになることは間違いありません。新機能やパフォーマンスの向上がどこまで体感できるのか、今後の展開が楽しみです。
