Xiaomiの新型フォルダブルをGSMAで確認 噂の三つ折りモデルがついに製品化へ?

Xiaomiの未発表デバイスがGSMAデータベースに新たに登録され、同社が次世代のMIXシリーズに向けて動き出したことが明らかになりました。登録された型番は「2608BPX34C」。このモデルこそ、長年噂されてきた“三つ折りスマホ”こと「MIX Trifold」ではないかと業界内で話題になっています。

2018年に披露した“三つ折りコンセプト”がついに現実味

今回の登録情報によって注目が集まっているのが、Xiaomiが2018年に初公開した三つ折りコンセプトモデルの存在です。当時は試作機ながら、多段階折りたたみ構造にいち早く挑戦した企業として大きな話題を呼びました。それから数年、ついに量産に向けた動きが具体化したとみられています。

2608BPX34Cという型番は、外側から三段階で展開でき、広げるとタブレットサイズの大型ディスプレイとして使えるモデルと目されています。折りたたみ機の中でも希少な“三つ折り”が商用製品として登場すれば、業界にとって大きな里程標となりそうです。

2026年初頭に2つの折りたたみモデルを投入へ

Xiaomiは2026年初頭に、すでに2つの折りたたみ端末を準備していると言われています。「Xiaomi 17 Fold」と「MIX Flip 3」の2機種で、従来どおり“横折りブック型”と“縦折りコンパクト型”の2ライン構成を維持する見通しです。

今回の世代では、ヒンジ構造や光学系の仕上げ、HyperOSによるチューニングがさらに進むと噂されており、耐久性やバッテリー効率の向上が期待されています。また、Snapdragon 8 Eliteのような省電力で高性能なチップが主流となる中、軽量化とパフォーマンスの両立は重要なテーマになりそうです。

第3の折りたたみは2026年Q3に登場 最有力はMIX Trifold

そして2026年第3四半期には、さらにもう一つ折りたたみ端末が投入される計画があるとされています。この“3番目のモデル”こそが、GSMAに登録された2608BPX34Cと一致しており、MIX Trifoldと目される最大の根拠となっています。

三つ折り構造を採用すれば、現在のMIX Foldシリーズ以上の大画面を実現しつつ、折りたたんだ状態では通常のスマートフォンに近いコンパクトさを保つことができます。マルチタスク用途やクリエイティブ作業向けの新たなカテゴリとして期待が膨らみます。

“三つ折り競争”が本格化 同日にGalaxy Z Trifoldが公開

興味深いのは、2608BPX34CのGSMA登録が、Samsungが「Galaxy Z Trifold」を発表した同日に確認された点です。これにより、Xiaomiも三つ折り市場に参入するタイミングを調整している可能性が高まりました。

Xiaomiは素材技術や構造設計に強みがあるメーカーとして知られており、もしMIX Trifoldが実際に登場すれば、世界でも数少ない“三つ折り商用スマホ”の製品化企業の一つとなります。折りたたみ市場の新たな競争軸として、大きな注目を集めるのは間違いありません。

次の一手を示す重要なサインに

現時点では認証情報が出た段階に過ぎませんが、2608BPX34Cという型番の存在は、Xiaomiが折りたたみ市場で次のステップへ進む明確なシグナルといえます。今後の追加認証や実機リークが進めば、MIX Trifoldの全貌がさらに見えてくるはずです。

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