
Appleが来春に投入するとみられる「iPhone 17e」に、従来モデルからの大きなデザインアップグレードが加わる可能性が高まっています。価格を抑えたラインながら、最新のiPhone 17と同じプロセッサーや長期間のソフトウェアサポートが受けられるシリーズとして期待されており、さらに外観面でも大幅な進化が噂されています。
初の量産準備が進行、約800万枚のパネルを確保へ
韓国メディア The Elec によると、BOE・Samsung Display・LG Displayの3社は、すでに2026年前半向けに約800万枚のパネル出荷準備を進めているとのことです。Appleが今年と同じスケジュールを踏む場合、正式発表は2026年2月ごろ、発売は春になる見込みです。
パネルは“iPhone 14相当”だが、ベゼルはさらに薄型化
ディスプレイ自体はiPhone 14と近い仕様になるとされており、6.1インチのOLED、1,200ニトのピーク輝度、2,532×1,170の解像度、そしてリフレッシュレートは60Hzに据え置きとみられています。
一方で、今回の17eではベゼルを現行の16eよりも細くする方向で調整が進んでいるそうです。見た目の新しさだけでなく、本体サイズの小型化にもつながるため、外観の印象が大きく変わる可能性があります。
Dynamic Islandを採用か 大型ノッチとついに決別の可能性
もう1つの噂が、フロント側の大幅な刷新です。iPhone 16eが採用している“古典的な大型ノッチ”を廃止し、上位モデルの標準機であるiPhone 17と同じDynamic Islandへと移行する可能性があると報じられています。これが実現すれば、エントリーモデルとしては大きな進化となります。
A19チップを搭載 ただしフロントカメラの仕様は不透明
性能面では、iPhone 17と同じA19チップが搭載される見通しで、日常利用からゲームまで余裕のある処理能力が期待できます。
一方で、iPhone 17が採用する新しい18MP・スクエアセンサーのフロントカメラが17eにも搭載されるかどうかは、現時点では情報が分かれているようです。Appleが低価格モデルでどこまで機能を縛るかが、今回も注目ポイントとなりそうです。
また、MagSafe対応が追加される可能性にも言及されており、アクセサリー面での利便性向上も期待されています。
iPhone 16eとの外観比較も話題に
現行のiPhone 16eは、上位機種と比べて明らかにベゼルが太いことが指摘されてきました。17eが薄型ベゼルとDynamic Islandを採用すれば、上位モデルとの差はさらに縮まり、“エントリー=古いデザイン”という印象が大きく変わるかもしれません。
発売が近づくにつれ情報が増加、さらなる進化に期待
現時点では一部が噂レベルにとどまるものの、ディスプレイ・デザイン・プロセッサーと大きな変更点が相次いで報じられており、iPhone 17eはエントリーモデルの刷新を象徴する存在になりそうです。今後の追加情報にも注目が集まります。

