
8月20日に発表が予定されているGoogleの新型スマートウォッチ「Pixel Watch 4」。最新のリーク情報によると、どうやら今年は価格の据え置きが期待できそうです。41mmと45mmの2サイズに加え、Wi-FiモデルとLTEモデルの選択肢も継続される模様で、前モデル「Pixel Watch 3」とほぼ同価格帯になると見られています。
ヨーロッパの販売価格が判明、据え置きの可能性高まる
この価格情報を明かしたのは、信頼性の高いリーカー「billbil-kun」氏。フランスのDealabs経由で7月18日に公開された内容によると、Pixel Watch 4の価格は以下の通りです:
- Pixel Watch 4(41mm / Wi-Fi):€399
- Pixel Watch 4(41mm / LTE):€499
- Pixel Watch 4(45mm / Wi-Fi):€449
- Pixel Watch 4(45mm / LTE):€549
この価格設定は、Pixel Watch 3の発売時の価格(€399~€549)と完全に一致しており、価格の据え置きが濃厚です。アメリカやイギリスなどの主要市場でも、同様の価格維持が期待されます。
性能も順当に進化、AI対応やバッテリー強化に注目
価格が据え置かれる一方で、性能面では確実なアップグレードが図られています。
まず、チップセットにはSnapdragon W5 Gen 1が引き続き採用されるものの、新たにAI処理専用のコプロセッサが搭載されることで、GoogleのAI「Gemini」との連携など、スマートな動作がよりスムーズになると見られています。
また、ディスプレイには最大3,000ニトの明るさを誇るAMOLED LTPOパネルが採用され、Pixel Watch 3の2,000ニトから大幅に向上。日差しの強い屋外でも視認性が高まることが予想されます。
バッテリー容量については、
- 41mmモデル:327mAh
- 45mmモデル:459mAh
と、それぞれ若干の増量が図られており、Android Headlinesによれば最大2日間の連続使用が可能になる見込みです。
Pixel Watch 4は、価格を据え置きながらも、実用性とパフォーマンスを確実に底上げしてきた印象です。ライバルであるGalaxy Watch 8などと比べても、競争力のある選択肢になりそうです。正式発表が近づく中で、Androidユーザーだけでなく、スマートウォッチ市場全体からも注目が集まっています。