Pixel 10の公式レンダリング画像が初公開 ベースモデルに初の望遠レンズ搭載

Googleの次期フラッグシップスマートフォン「Pixel 10」の公式レンダリング画像が、ついに公開されました。AndroidHeadlinesが独占で入手したもので、発売予定日は8月20日と正式にアナウンスされています。

今回明らかになったのは、刷新されたデザインと新たなカラーバリエーション、そしてベースモデルとしては初となる望遠レンズの搭載です。


鮮やかな4色展開、定番カラー「ポーセリン」は姿を消す

Pixel 10では、これまでの定番色「ポーセリン」が廃止され、新たに以下の4色が用意されることが確認されました。

  • Obsidian(オブシディアン):おなじみのブラック
  • Indigo(インディゴ):Galaxy Z Fold7の「ブルーシャドウ」よりやや明るいロイヤルブルー
  • Frost(フロスト):iPhone 15のような淡い水色
  • Limoncello(リモンチェッロ):ライム系のイエローグリーン

いずれも鮮やかな色味で、ベースモデルとしては異例とも言える個性的なカラーパレットが採用されています。Pixelシリーズとしてはやや攻めた印象を受けるラインナップです。


カメラバーが刷新、ベースモデルに望遠レンズを初搭載

今回のPixel 10で最も大きな変更点は、やはりカメラバーのデザインです。外観上はバー自体のサイズに大きな変化はありませんが、ガラス部分が拡大されています。

これはPixel 10に3つ目のカメラ(望遠)が新たに加わったためで、ベースモデルとしては初の望遠レンズ搭載となります。

搭載されるカメラ構成は以下のとおりです:

  • メインカメラ:48MP
  • 超広角カメラ:12MP
  • 望遠カメラ:10.8MP(Pixel 9 Pro Foldから流用)

なお、センサーサイズは従来よりもやや小型化されている模様です。これはProモデルとの差別化の一環と見られており、あえて「Pro」と同等の高性能センサーを避けているようです。


スペックダウン? それでも画質に期待できる理由

一見するとセンサーの小型化はスペックダウンと捉えられがちですが、Pixelシリーズの強みはソフトウェアによる画像処理技術(コンピュテーショナルフォトグラフィー)にあります。

実際、Pixel aシリーズなどではこうした技術が功を奏し、毎年ブラインドカメラテストで上位に食い込んでいる実績もあります。Pixel 10でもこのアプローチが活きることで、ハードのスペック以上の撮影性能が期待できそうです。


発売日は8月20日、出荷は月末から

Google Pixel 10の正式発表は2025年8月20日。同日より予約受付がスタートし、出荷開始は8月28日を予定しています。

カラーバリエーションの刷新と、ベースモデルながら望遠レンズを搭載するという新たな進化を遂げたPixel 10。ハイエンドとミドルの中間を狙った、絶妙な立ち位置の1台となりそうです。今後の実機レビューやProモデルとの比較にも注目が集まります。

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