Pixel Watch 4の詳細スペックが流出 ― 新型AIチップや輝度3,000nitのディスプレイを搭載

Googleの最新スマートウォッチ「Pixel Watch 4」の正式スペックが、AndroidHeadlinesの独占リークとして明らかになりました。発売は2025年8月20日、出荷開始は8月28日と見られており、同日に発表されるPixel 10シリーズと同時リリースになる見通しです。

ディスプレイがさらに明るく、Apple Watch Ultra並みに

Pixel Watch 4最大の進化点のひとつは、最大3,000ニトのピーク輝度を誇る「Actua Display」の採用です。これはApple Watch UltraやGalaxy Watch 8と並ぶ明るさで、屋外でもより視認性の高い表示が期待されます。

さらに、41mm/45mmの両モデルにおいて1Hz~60Hzの可変リフレッシュレートに対応するLTPO AMOLEDパネルを搭載し、省電力性能も向上しています。

新型コプロセッサ「M55」でAI処理が大幅強化

チップセット自体は前モデルと同じくQualcomm Snapdragon W5+ Gen 1(SW5100)を採用していますが、新たにGoogle製のコプロセッサ「M55」が加わったことで、AI処理性能が約5倍に向上しながら消費電力は抑えられています。

これにより、Galaxy Watch 8に先行して登場したGemini AIもPixel Watch 4で利用可能になると見られています。

バッテリー駆動時間も大幅アップ

バッテリー容量は、41mmモデルが325mAh、45mmモデルが455mAhに増量され、駆動時間も以下のように向上しています:

  • 41mmモデル:常時表示オンで最大30時間、省電力モードで最大48時間
  • 45mmモデル:常時表示オンで最大40時間、省電力モードで最大72時間

加えて、今回からついに**「横置き充電」**に対応。ナイトスタンドのようにベッドサイドでの使用も可能になりました。

各モデルの主要スペック

Pixel Watch 4(41mm)

  • ディスプレイ:3,000ニト/320ppi AMOLED LTPO/1-60Hz
  • プロセッサ:Snapdragon W5+ Gen 1
  • コプロセッサ:M55
  • メモリ・ストレージ:2GB SDRAM/32GB eMMC
  • バッテリー:325mAh
  • OS:Wear OS 6

Pixel Watch 4(45mm)

  • ディスプレイ:同上
  • バッテリー:455mAh
  • その他仕様は41mmと同一

センサーもフル装備

Pixel Watch 4は以下の各種センサーを搭載し、健康管理やアクティビティ追跡機能も大幅に充実しています。

  • コンパス
  • SpO2計測用の赤外線センサー
  • ECGアプリ対応の電気式センサー
  • 光学式心拍センサー(マルチパス)
  • 高度計
  • ジャイロスコープ
  • 3軸加速度センサー
  • 環境光センサー
  • 気圧計
  • 磁力計
  • ウルトラワイドバンド(UWB)チップ

発表・発売スケジュール

Pixel Watch 4は、2025年8月20日に開催予定のMade by Googleイベントで正式発表される予定です。発表当日から予約が開始され、出荷は8月28日を予定しています。

今回明らかになったスペックは、前モデルからの地味ながら確実な進化が見られる内容です。新型AIコプロセッサの搭載によって、スマートウォッチとしての使い勝手や応答性にも注目が集まります。今後のGoogleからの正式発表に期待が高まります。

ソース

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