Galaxy S26 Ultra、同サイズのまま画面サイズをわずかに拡大か次期フラッグシップ機に小さくも確かな進化

2026年1月に登場が見込まれるSamsungの次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」では、見た目の印象はほぼ変えずに、ディスプレイがわずかに拡大される可能性が浮上しています。信頼性の高いリーカーからの新情報により、ベゼルのさらなるスリム化やディスプレイ技術の刷新といった、控えめながらも確実な進化が明らかになってきました。

ベゼルをさらに削り、6.89インチにサイズアップ

著名リーカーの@UniverseIce氏は、7月17日にX(旧Twitter)上でGalaxy S26 Ultraのディスプレイサイズが6.89インチになるとの情報を投稿しました。現行のS25 Ultraでは6.86インチだったため、わずか0.03インチの拡大ですが、この差はベゼルの薄型化によって実現されているとのことです。

具体的には、左右ベゼルの幅が1.2mmから1.15mmへとさらにスリム化され、端末本体の幅(77.6mm)自体はそのまま維持される見込みです。この設計により、持ちやすさを損なうことなく、より没入感のある表示体験が可能になるとみられています。

薄型・高輝度・省電力を実現する新パネル

今回のS26 Ultraに搭載されるとされるディスプレイには、Galaxy Z Fold7にも採用されているCoE(Color Filter on Encapsulation)OLED技術が導入される模様です。従来の偏光板を排除し、代わりにカラーフィルターと黒色ピクセル定義層を組み合わせるこの構造は、パネルの薄型化・高輝度化・省電力化を実現できるという特徴があります。

この改善により、バッテリー容量を増やさずとも、駆動時間の向上が期待できる点は大きなメリットです。

極薄ボディ路線を維持、カメラやバッテリーは保守的に

S26 Ultraでは、大容量バッテリーや大型センサーといった“派手な”スペックよりも、薄型かつスマートな設計を重視するSamsungの近年の方針が引き継がれるようです。

たとえば、同社のGalaxy S25 EdgeやZ Fold7でも、厚さわずか7.6mmというスリムさが話題となりました。一方、中国メーカーの一部機種では、1インチ級の巨大センサーや6000mAh超のシリコンカーボンバッテリーを搭載するなど真逆のアプローチを取っており、S26 Ultraはそれらとは一線を画す存在となりそうです。

なお、カメラに関しては次期モデル「S27 Ultra」で新型の200MP・1/1.1インチ Sony製センサーが採用されるとの噂があるものの、S26 Ultraでは既存のカメラ構成や画像処理の改良にとどまる見通しです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Galaxy
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク