
サムスンが開発中とされる三つ折りスマートフォン「Galaxy Z TriFold」について、新たな情報が明らかになりました。最新のOne UI 8内部ベータ版に含まれていたコードの解析(APKティアダウン)から、この端末に搭載される可能性が高いチップセットが判明しています。
内部コードに「SM8750」、Snapdragon 8 Eliteの型番と一致
One UI 8の内部ベータ版に含まれていたコードの中に、「siop_q7mq_sm8750」という文字列が見つかりました。このうち「q7mq」は、以前からGalaxy Z TriFoldの開発コードネームとして知られていたものです。そして「sm8750」は、Qualcommの最新ハイエンドSoCであるSnapdragon 8 Eliteの型番にあたります。
これにより、Galaxy Z TriFoldがSnapdragon 8 Eliteを搭載することはほぼ確実と見られています。噂段階ではすでにこの可能性が指摘されていましたが、具体的な証拠が示されたのは今回が初めてです。
三つ折りスマホ、量産体制も視野に
サムスンは、HUAWEIのMate Xシリーズのような三つ折りディスプレイ搭載スマートフォンの開発を進めており、すでに量産準備段階に入っているとの報道もあります。従来のZ FoldやZ Flipシリーズとは異なり、より大きな画面展開を可能にするこの新しいフォームファクターには大きな注目が集まっています。
Galaxy Z TriFoldという名称も浮上
今回のコード解析では、「Galaxy Z TriFold」という名称が製品名として使われる可能性も示唆されています。正式名称については未確定ですが、従来の「Galaxy Z」シリーズの延長線上であることを示す命名になることは間違いなさそうです。