
Xiaomiの次期フラッグシップモデル「Xiaomi 16 Ultra」が、例年よりも早く12月に発表される可能性があるとの情報が中国から伝えられています。
通常よりも2カ月以上前倒しに?
Xiaomiのウルトラシリーズといえば、前モデル「Xiaomi 15 Ultra」は2024年2月に中国国内で発表され、その後3月にはスペイン・バルセロナで開催されたMWC(Mobile World Congress)を通じてグローバル展開がスタートしました。
そのため、今回の「Xiaomi 16 Ultra」も同様のスケジュールになると見られていましたが、新たなリークによると、今年は12月に中国で先行発表されるとのことです。

さらに、Xiaomiはこのタイミングで自社製のNAS(ネットワークアタッチトストレージ)製品も併せて発表する計画だとされています。
よりハイエンドな「Ultra Max」も登場か
同時に、「Xiaomi 16 Ultra Max」と呼ばれる、さらに上位のウルトラプレミアムモデルが登場する可能性も浮上しています。現時点では詳細は不明ですが、Ultraの名を冠するだけに、さらなる高性能化が予想されます。
スペック情報:Snapdragon 8 Elite 2に大容量バッテリー搭載
これまでに明らかになっている「Xiaomi 16 Ultra」の主な仕様は以下の通りです。
- プロセッサ:Qualcomm製の最新チップセット「Snapdragon 8 Elite 2」
- ディスプレイ:6.8インチ 2K+解像度のLTPO OLED、ベゼル幅はわずか1.2mm
- メモリ構成:最大16GB RAM / 512GBストレージ
- カメラ:SmartSens製センサーを採用した新カメラシステム
- バッテリー:容量約7,000mAhの大容量バッテリー
- ソフトウェア:HyperOS 3.0
- カラーバリエーション:ブラック、ホワイト、シルバーの3色展開予定
特にベゼル幅1.2mmという情報は、画面占有率を重視するユーザーにとって注目ポイントになりそうです。
中国先行、グローバル展開は2026年初頭?
これまでのXiaomiの戦略から見ても、16 Ultraはまず中国市場で先行販売され、その後インド、シンガポール、インドネシア、ミャンマー、トルコ、そして欧州の一部地域など、主要なグローバル市場で順次展開されると見られています。
今年のXiaomiはすでに多くの新製品を投入していますが、年末のフラッグシップ発表が事実であれば、同社のラインアップにおける大きな転換点となるかもしれません。今後の続報に注目が集まります。