Xperia 1 VIでも不具合報告が増加中──勝手に再起動や電源落ちが発生

深刻な不具合により販売が一時停止されたソニーの最新フラッグシップ「Xperia 1 VII」。現在も原因や正式な対応方針が明かされていない中、先代モデルである「Xperia 1 VI」においても、同様の不具合が発生しているとの報告が相次いでいます。

「勝手に再起動」「電源が落ちる」との声が拡大

SNS上ではここ数日、Xperia 1 VIユーザーから「突然電源が切れる」「勝手に再起動が発生する」といった報告が目立つようになっています。これらの症状はXperia 1 VIIで問題視されている「再起動ループ」や「文鎮化(電源がまったく入らなくなる)」の前兆とも言えるもので、ユーザーの間で不安が広がっています。

特に、Xperia 1 VIIの不具合が話題となって以降、1 VIユーザーの間でも「実は自分の端末でも似たような症状が起きている」といった投稿が急増している状況です。

現時点で「文鎮化」は確認されず

ただし、Xperia 1 VIで報告されている不具合は、現時点ではあくまで「再起動」や「電源落ち」にとどまっており、Xperia 1 VIIで多発しているような、完全に電源が入らなくなる「文鎮化」まで進行している例はほとんど見られません。

この点は1 VIIとの大きな違いであり、同様の挙動を示していても根本的な原因が異なる可能性も考えられます。

不具合の発生時期とアップデートの関係は?

不具合の発生タイミングについても注目すべき点があります。複数のXperia 1 VIユーザーによれば、6月に配信されたファームウェアのアップデート、もしくはAndroid 15へのアップグレードを行った後から、再起動や電源落ちの頻度が増えたと指摘されています。

これが事実であれば、ソフトウェアの更新に起因する不具合の可能性があり、ハードウェアそのものが原因とされているXperia 1 VIIのケースとは一線を画すとも言えます。

今後の対応と情報公開が求められる

Xperia 1 VIは、1 VIIが登場するまでは現行のハイエンドモデルとして広く販売されていたため、ユーザー数も多く影響は決して小さくありません。現段階ではソニーから公式な声明は出ておらず、原因の特定や修正対応が待たれます。

1 VIIに続き、1 VIまでもが不具合の影響を受ける事態となれば、ブランドの信頼性にも大きく関わる問題です。ユーザーとしては、まずは現在の症状が何によるものなのか、そして再発防止策や修正アップデートの提供予定について、ソニーからの速やかな説明と対応が求められます。

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XperiaXperia 1 VI不具合・バグ
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