Galaxy S26がGSMAデータベースに登場──型番の変化が示すサムスンの戦略転換とは?

サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S26」が、GSMAの認証データベースに登録されたことが明らかになりました。すでに「Galaxy S26 Edge」や「Galaxy S26 Ultra」も同データベースで確認されており、今回の通常モデルの追加により、次世代Sシリーズの全体像が徐々に見えてきました。

型番に異変?S26の命名ルールが変更か

注目すべきは、そのモデルナンバーです。従来、サムスンはSシリーズに一貫した型番のルールを適用してきました。たとえば、Galaxy S25シリーズでは、通常モデルが「SM-S931」、Plusモデルが「SM-S936」、Ultraモデルが「SM-S938」といった具合に末尾の数字でシリーズ内のグレードを区別していました。

ところが、今回発見されたGalaxy S26の型番は「SM-S942」。これまでの流れに沿えば「SM-S941」となるはずでしたが、1つ番号が飛ばされており、何らかの仕様変更や位置づけの変化があった可能性が考えられます。

Plusモデルが消えた?Edgeモデルに置き換えか

さらに気になるのは、「Galaxy S26+」に相当するPlusモデルの情報がまったく見つかっていない点です。通常であれば「SM-S946」といった型番で登録されていてもおかしくないはずですが、現時点でその痕跡は見当たりません。

これにより、一部では「サムスンはPlusモデルを廃止するのでは」といった憶測も飛び交っています。実際、前モデルとなるGalaxy S25シリーズではPlusモデルの販売台数が他モデルに比べて伸び悩んだこともあり、ラインアップの整理が検討されていても不思議ではありません。

一方、今回のS26シリーズでは「Galaxy S26 Edge」(SM-S947)という新たなモデルが確認されており、これが従来のPlusポジションに取って代わる存在になる可能性もあります。薄型設計や側面のデザインに特徴を持つEdgeモデルが、中間グレードとして新たな立ち位置を確立するかもしれません。

型番の進化が示唆する、S26の“中身”の変化

SM-S942という型番の変更は、単なる番号のズレではない可能性もあります。仮にS26が従来の通常モデルよりも上位のスペックを備えるとすれば、それはかつてのPlusモデルに相当する要素──たとえば大型ディスプレイ、強化されたバッテリー、あるいは上位クラスのカメラなど──が盛り込まれる布石かもしれません。

サムスンがこれまでよりもシンプルで分かりやすい製品構成を目指しているならば、モデル数を減らし、1機種ごとの完成度を高めるというアプローチも理にかなっています。

S26シリーズはサムスンにとって新たな転機に?

Galaxy S26、S26 Edge、S26 Ultraという3モデル体制で進む可能性が高まるなか、Plusモデルの動向が今後の注目ポイントとなりそうです。正式発表はまだ先ですが、型番や登録状況を見る限り、サムスンが従来の戦略から何らかの方向転換を図っている兆しが感じられます。

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