
スタイリッシュなビーガンレザー仕上げと強化されたスペックで、コスパ機の新たな基準に
手頃な価格で想像以上の質感と性能を
Motorolaの次期Gシリーズ「Moto G96 5G」の詳細が明らかになりました。発売は2025年後半と見られていますが、それに先駆けて外観や主なスペック、搭載機能に関する大規模リークが報じられています。
これまでGシリーズといえば、コストパフォーマンス重視の「実用機」という印象が強かったものの、今回のG96はその枠を大きく超える内容になりそうです。
高級感あるビーガンレザー仕上げ、4色展開
まず目を引くのが、背面に施されたビーガンレザーの仕上げ。MotorolaがPANTONEとの提携で実現したこのデザインは、一般的なエントリーモデルでは珍しいほど上質な質感を持っています。カラーは以下の4色が用意される予定です。




- Cattleya Orchid(カトレアオーキッド):柔らかいラベンダーカラー
- Dresden Blue(ドレスデンブルー):落ち着いたブルー
- Greener Pastures(グリーナーパスチャーズ):フレッシュなグリーン
- Ashleigh Blue(アシュリーブルー):深みのある寒色系ブルー
これまでの情報から、Moto G96は主にアジア市場向けの展開となる見込みです。北米での発売はないと考えられています。
Snapdragon 7s Gen 2搭載、12GB RAM+256GBストレージ
内部構成も注目に値します。チップセットにはSnapdragon 7s Gen 2を採用し、メモリは12GB RAM、ストレージは256GBと、エントリークラスとしては破格のスペックです。
バッテリーも5,500mAhの大容量を搭載しており、1日しっかり使えるスタミナが期待できます。
カメラは実用性重視の構成
カメラ構成は、Sony製LUTIS 700Cセンサーによる5,000万画素のメインカメラに加え、800万画素のマクロカメラを搭載。広角よりも接写にフォーカスした設計となっています。さらに3,200万画素のフロントカメラも備え、自撮りやビデオ通話の品質にも配慮されています。
144Hz対応の6.67インチ曲面pOLEDディスプレイ
ディスプレイには6.67インチのpOLED曲面パネルを採用。色彩豊かな10bit表示に対応し、最大リフレッシュレート144Hzの滑らかな表示性能も魅力です。さらに**「Water Touch 2.0」**という独自機能により、濡れた手でもタッチ操作に対応できる点もユニークです。
Android 15搭載、スマート連携機能も充実
OSは最新のAndroid 15をプリインストール予定で、数年間のアップデート提供も見込まれています(現時点では年数不明ですが、3年が目安とされています)。
また、Lenovo製PCと連携できるMotorola Smart Connectにも対応。通知の同期やAndroidアプリのPC上での実行など、エコシステム的な使い方も可能です。
この価格でここまでやる?価格は約2万2,990ルピー(約270ドル)
このMoto G96 5Gは、**インドでの予想価格が約22,990ルピー(約270ドル)**とされており、前モデルのG95と同水準を維持しています。価格を抑えながらも、デザイン・性能・機能のすべてにおいて格上の仕上がりとなっており、「価格以上の価値」が期待できそうです。
手頃な価格でハイエンド風の体験を
ビーガンレザーの質感、強化されたスペック、大画面の美しいpOLED、さらに最新OS搭載と、多くのユーザーのニーズをカバーしたMoto G96 5G。
価格帯からは想像できない完成度で、エントリークラス市場に新たなスタンダードを打ち立てる一台となりそうです。正式発表が待ち遠しいところです。