
公式サイトに誤掲載、Moto G56の情報が流出
Motorolaが発表前の新型スマートフォン「Moto G56」の情報を、自らの手でうっかり公開してしまいました。正式発表は5月29日予定でしたが、それに先立つかたちで、チェコとスロバキアの公式サイトに製品ページが一時的に掲載され、デザインやスペックの一部が明らかになっています。
掲載はすでに削除されていますが、情報はすでにキャプチャされており、端末の外観やカラーバリエーション、主要スペックの詳細がネット上に出回っています。

全4色の鮮やかなカラーバリエーション
Moto G56は、「Pantone Dazzling Blue(鮮やかなブルー)」「Pantone Dill(淡いグリーン)」「Pantone Gray Mist(グレーミスト)」「Pantone Black Oyster(ブラックオイスター)」の4色展開になる予定です。特にブルーとグリーンは目を引く鮮やかな色味で、ファッションアイテムとしての魅力も感じられるデザインに仕上がっています。
公式サイトに一時掲載されていた画像では、4人の人物がそれぞれ異なる色のMoto G56を手にしており、日常シーンに馴染むカラーリングであることを印象づけています。
Dimensity 7060搭載、カメラも進化
リークされたスペック情報によると、Moto G56はMediaTekの「Dimensity 7060」チップセットを搭載。8GBのRAMと256GBのストレージ(microSDカードによる拡張にも対応)を備えており、日常的な使用からエンタメ、軽いゲーム用途まで幅広く対応できる性能が期待されます。
カメラは、ソニー製のLYTIA LYT-600センサーを使用した5,000万画素のメインカメラと、3,200万画素のフロントカメラを搭載。特にメインカメラのセンサーは、ミッドレンジモデルとしては非常に高性能な部類に入ると言えるでしょう。
タフネス仕様も充実、Gorilla Glass 7iで画面を保護
Moto G56はIP68およびIP69の防水・防塵性能に加え、米軍の耐久基準「MIL-STD-810H」にも準拠しており、アウトドアや過酷な環境でも安心して使える設計です。ディスプレイにはGorilla Glass 7iが採用されており、日常のキズや衝撃からもしっかり守ってくれそうです。
また、5,200mAhの大容量バッテリーに加え、30Wの急速充電にも対応しており、長時間の使用にも耐えうる構成です。
正式発表は5月29日、注目の1台に
Moto G56は、5月29日に正式発表される予定です。ミッドレンジクラスながら、パフォーマンス、カメラ、デザイン、耐久性といった複数の要素を高水準でまとめており、非常にバランスの取れた1台になりそうです。
思わぬかたちで詳細が明らかになってしまったMoto G56ですが、その注目度はむしろ高まるばかり。正式発表でさらにどんな情報が明かされるのか、期待が集まります。