Samsung、初の”FE”型折りたたみスマホを夏に投入か

韓国の大手スマートフォンメーカーSamsung(サムスン)が、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip 7」と同時に、廉価版となる「Galaxy Z Flip 7 FE(ファン・エディション)」を発表する可能性が高まっています。これまでの情報では、ハイエンドモデルの発売後にFEモデルが登場するという見方が有力でしたが、最新のリーク情報によると、両モデルは同時にリリースされるかもしれません。

新たな選択肢となる”FE”モデル

Galaxy Sシリーズでおなじみの”Fan Edition(FE)”は、ハイエンドモデルの性能を一部引き継ぎつつ、価格を抑えた戦略モデルとして人気を博しています。今回のGalaxy Z Flip 7 FEも同様の方針で開発されているとみられ、Samsung初の折りたたみ式FEモデルとなる見通しです。

当初は2025年後半の発売が噂されていたものの、最新の情報では、Z Flip 7とZ Flip 7 FEのデモ機が並行して製造されていることが判明。これにより、例年通り6月から7月に開催されると見られる「Samsung Unpacked」イベントで、両モデルが同時発表・発売される可能性が高まっています。

予想スペックと価格差にも注目

Galaxy Z Flip 7 FEは、6.7インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、Samsung製のExynos 2400チップ、そして12MPのデュアルカメラ(広角+超広角)構成になると予測されています。一方、上位モデルのZ Flip 7は、地域によってExynos 2500またはSnapdragon 8 Gen 3(北米・中国向けではSnapdragon 8 Elite)を搭載し、メインカメラは50MPと、よりハイスペックな構成が期待されています。

また、価格についても大きな差が出る見通しで、Z Flip 7 FEは799ドル前後、Z Flip 7は999ドル前後になるとみられています。これにより、より多くのユーザーが折りたたみスマホの魅力に手が届くようになるかもしれません。

普及拡大のカギを握る同時展開

現時点ではSamsungからの公式発表はありませんが、ハイエンドとエントリーモデルを同時に展開することで、選択肢の幅を広げると同時に、折りたたみスマホ市場のさらなる拡大を目指す狙いがあると見られます。一方で、価格帯の近い2機種が並ぶことで、販売が食い合うリスクも否定できません。

今後数週間でより詳細な情報が明らかになると期待されており、Samsungの戦略に注目が集まっています。

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