Nothing Phone (3)が7月登場へ──新たな「ドット」体験を予告

ドットで魅せるティーザー映像が公開

テック界の注目ブランド「Nothing」が、次期スマートフォン「Phone (3)」のティーザーキャンペーンを開始しました。公開された映像では、パックマン風のドットを追いかけるアニメーションが登場し、「New dots. Phone (3). Coming July 2025(新しいドット。Phone (3)。2025年7月登場)」というキャッチコピーが添えられています。

この映像から読み取れるのは、背面パネルに新しい“ドットマトリクス”スタイルのインターフェースが搭載される可能性です。通知やインタラクションを視覚的に楽しめる新しいデザインアプローチが採用されるかもしれません。

他社製品との差別化は?

背面ディスプレイの採用自体は新しい発想ではありません。ASUSの「ROG Phone 9 Pro」では、すでにアニメーションやゲームステータス、インタラクション機能を表示できる小型ディスプレイが搭載されています。Nothing Phone (3)では、こうしたハイエンド志向とは一線を画し、よりミニマルで洗練された表現が期待されます。

スペック予想:ハイエンドを継承か?

Nothingから正式なスペック情報はまだ発表されていませんが、業界関係者の間では「Snapdragon 8 Gen 4」もしくは「Snapdragon 8 Elite」が搭載されるのではないかという見方が出ています。筐体素材にはガラスと金属を使用した高級感のある仕上がりが予想されており、新たに「Essential Key」と呼ばれる機能キーが搭載される可能性もあります。

価格は約800ユーロ、日本円では?

NothingのCEOであるCarl Pei氏は以前、欧州市場での価格が800ユーロ前後になるとコメントしており、これまでの販売戦略を踏まえると、インドでは約6万5,000ルピー、日本円では約12万円台となる可能性があります(為替換算ではなく市場価格の傾向に基づく推定です)。

デザインと体験で勝負するNothingの次の一手

Nothingは常に、デザインとユーザー体験の融合を重視してきました。Phone (3)でもその姿勢は変わらず、新しい「ドット」インターフェースを通じて、これまでにないスマートフォンの楽しみ方を提案しようとしているようです。正式発表は2025年7月。今後の追加情報に注目です。

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Nothing/CMF Phone
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