
ソニーが5月13日に正式発表した最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII(エクスペリア・ワン・マークセブン)」の国内向けSIMフリーモデルが、ついにGeekbench 6のベンチマークデータベースに登場しました。これまで欧州版やアジア版のスコアは報告されていましたが、国内版のベンチマークが確認されたのは今回が初となります。
シングルコア3000、マルチコア8949の高スコアを記録
ベンチマークに登場したのは型番「XQ-FS44」の端末で、Android 15を搭載し、メモリは12GBモデル。CPUにはQualcommの新世代チップ、Snapdragon Elite採用しており、6コアが3.53GHz、2コアが4.32GHzで駆動しています。

気になるスコアは、
- シングルコア:3,000点
- マルチコア:8,949点
となっており、同世代の他社ハイエンドモデルと比較しても遜色ない、あるいはそれを上回る性能であることがわかります。
国内モデルは複数のメモリ/ストレージ構成で展開
国内向けのSIMフリー版は、以下の3つの構成で展開される予定です。
- メモリ12GB/ストレージ256GB:店頭想定価格 約20万5000円
- メモリ12GB/ストレージ512GB:同 約21万9000円
- メモリ16GB/ストレージ512GB:同 約23万5000円
予約開始は5月20日、発売は6月上旬以降
SIMフリーモデルの予約受付は5月20日からスタートし、発売は6月上旬以降とアナウンスされています。一方、キャリア版は6月5日の発売が確定しているので、SIMフリー版も同日リリース、あるいは数日程度遅れてのリリースという事になりそうです。
Xperia 1 VIIは、ハードウェア面でも大幅な進化が予想されており、発熱対策やカメラ性能などの詳細も含めて、今後の実機レビューに注目が集まります。今回登場したGeekbenchスコアは、その実力の一端を示すものであり、国内市場でも高い関心を集めそうです。SIMフリーで自由度の高い運用を求めるユーザーにとって、有力な選択肢となるのは間違いないでしょう。