
サムスンが展開を予定している「Galaxy M36 5G」が、性能ベンチマークサイト「Geekbench」に登場しました。これにより、次期Mシリーズモデルに関する基本的なスペックの一部が明らかになっています。
ベンチマークで判明した主要スペック
Geekbenchに登録されたのは「SM-M366B」というモデルナンバーの端末で、搭載チップセットにはExynos 1380が採用される見通しです。マザーボード欄には「s5e8835」との表記があり、これは同チップの識別コードと一致しています。

さらに、この端末には6GBのRAMが搭載されており、最新のAndroid 15がOSとして稼働していることも確認されました。性能テストでは、シングルコアで1,004点、マルチコアで2,886点というスコアを記録しています。
韓国版は「Galaxy Jump 4」として登場か
今回の「Galaxy M36 5G」は、韓国市場では「Galaxy Jump 4」としてリリースされる可能性が高いと見られています。韓国向けモデルとして「SM-M366K」という型番の存在も確認されており、実質的には同じ端末の名称違いとなる可能性が指摘されています。
Galaxy A36との違いに注目
昨年登場したGalaxy A35とM35は、外観やスペックが非常に近く、バッテリー容量や指紋認証の位置などのわずかな違いのみでした。たとえば、A35は5,000mAhバッテリーと画面内指紋認証を備え、M35は6,000mAhバッテリーに側面指紋センサーを搭載していました。
一方、今年登場予定のGalaxy A36はSnapdragon 6 Gen 3を採用しており、6.7インチのAMOLED FHD+ディスプレイ(120Hz)、最大12GB RAM、最大256GBストレージ、5,000mAhバッテリー(45W急速充電対応)、そしてAndroid 15ベースのOne UI 7を搭載しています。カメラ構成も豪華で、OIS対応の5,000万画素メインカメラに加えて、1,200万画素のフロントカメラ、800万画素の超広角、500万画素のマクロレンズを備えたトリプル仕様です。
こうしたA36の仕様を踏まえると、本来であればM36も同等の構成で登場するはずですが、今回の情報からは異なるチップセット(Exynos 1380)が採用されるなど、従来とは異なる戦略が採られている可能性があります。
発表に向けて期待高まるGalaxy M36 5G
現時点では、バッテリー容量やディスプレイサイズなど、他の詳細なスペックについては明かされていませんが、近く正式発表が行われると見られています。Galaxy Mシリーズは、大容量バッテリーやコストパフォーマンスの高さが特徴のシリーズとして人気を集めており、新モデルへの期待も自然と高まります。