Xperiaも見習って!サムスン、Galaxy S21/S22シリーズの「緑線」問題の無償ディスプレイ交換対応を再延長

サムスンが海外で実施している「緑のライン」問題への無償対応プログラムの期限が、再び延長されることが明らかになりました。この問題は、Galaxyシリーズの一部端末で突如としてディスプレイに緑やピンクの縦線が現れるというもので、ユーザーの間で以前から不満の声があがっていました。

無償交換の対象と対応期間

このディスプレイ不具合に対して、サムスンは昨年より一度限りの無料ディスプレイ交換を実施しています。当初は2024年9月30日までの対応として案内されていましたが、同年12月末までに延長され、今回さらに 2025年9月30日まで 受け付け期間が延長されることになりました(情報提供元:@tarunvats33氏)。

ただし、この無償交換の対象となるのは Galaxy S21シリーズとGalaxy S22シリーズのみ です。より古い世代や、その他のモデルについては対象外となっています。

適用に必要な条件とは?

交換を受けるには、いくつかの条件を満たす必要があります。以下が主な要件です:

  • 本体に外傷や水没痕がないこと
  • 現在の所有者が購入時の正規の購入者(初回所有者)であること
  • 正規販売店での購入を証明する 購入時の領収書または請求書の提示 が必要

これらの条件を満たしていない場合は、無償交換の対象外となる可能性があるため、注意が必要です。

国内での対応は未定

なお、この無償ディスプレイ交換は海外市場での取り組みであり、日本国内で同様の対応が実施されるかどうかは現時点で不明です。国内ユーザーの方は、今後の公式な発表を注視する必要があるでしょう。

今回の延長により、対象機種を所有し、緑のラインの不具合に悩まされている海外ユーザーにとっては、引き続き無償での修理を受ける貴重なチャンスとなります。今後さらに対象機種が追加されるのか、あるいは期限が再延長されるのか、引き続き注目が集まりそうです。

Xperia 5シリーズでも大量発生中

ちなみにこのディスプレイに緑色のライン(ピンク色の場合も)が入るという問題は過去のXperia 5シリーズ(具体的にはXperia 5 II、5 III、5 IV)でも大量に報告が上がっており、これらのモデルのディスプレイもサムスン製。また、発売時期も同問題が発生しているGalaxy Sシリーズと被っています。

よって、この時期に生産されたサムスン製ディスプレイに何らかの欠陥があるという可能性は十分にありそうです。

一方、部品のサプライヤーがどこであれ、ユーザーに対して直接製品の責任を負うのはあくまでメーカー。ソニーにはこのサムスンの対応をぜひ見習ってほしいですね。

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