
Xiaomiが展開するPOCOおよびRedmiブランドから、未発表のエントリーモデル4機種がインドネシアのSDPPI認証を通過しました。これにより、同国での発売がほぼ確実となりました。
インドネシア認証を取得した4機種
今回認証を受けたのは以下の4機種です:
- POCO C85(モデル番号:25078PC3EG)
- Redmi 15C(モデル番号:25078RA3EY)
- Redmi 14(仮称)(モデル番号:25062RN2DY)
- POCO M7(モデル番号:25062PC34G)
これらの端末はいずれも4G対応のローエンドモデルで、各機種には以下の認証番号が付与されています:
- POCO C85:112043/DJID/2025
- Redmi 15C:112042/DJID/2025
- Redmi 14(仮):112041/DJID/2025
- POCO M7:112040/DJID/2025
また、全機種共通で「PLG ID:10047」としてデータベースに登録されています。
スペック情報も一部判明
すでにFCC認証で情報が確認されているPOCO C85は、XiaomiのカスタムOS「HyperOS 2.2」を搭載し、2G〜4G対応、Wi-Fi 5(デュアルバンド)、Bluetooth、NFCなどが利用可能とみられています。
POCO M7についてもEEC(ユーラシア経済連合)で認証を取得済みです。また、Redmi 14とみられるモデル(25062RN2DY)もEECやIMDA、FCCといった複数の認証機関に登場しており、各地域ごとのバリエーション展開も想定されます。
一方、Redmi 15Cについては今回のSDPPI認証と、GSMA IMEIデータベースへの登録以外の情報はまだ確認されていません。
機種名こそ違えど「中身は同じ」パターンか
Xiaomiのこれまでの傾向から見ても、今回の4機種は「別ブランドだが実質同一端末」という可能性が高いと考えられます。たとえば、過去にはPOCO C75とRedmi 14Cが実質同じ機種であり、Redmi 13とPOCO M6も同様の関係にありました。
今回のPOCO C85とRedmi 15C、そしてRedmi 14(仮)とPOCO M7も、モデル番号の類似性からみて同様の構成になる可能性が高そうです。デザインやブランドを変えつつ、ハードウェアを共通化することで、コストを抑えつつ複数市場に対応するというXiaomiの戦略がうかがえます。
今後、これらのモデルがグローバル市場でも展開されるのか、続報に注目が集まりそうです。