
ベンチマークに現れた未発表モデル
英ロンドン発のテックブランドNothingが展開するサブブランド「CMF」から、新たなスマートフォン「CMF Phone 2 Pro」が登場する見込みです。まだ正式発表はされていないものの、ベンチマークサイト「Geekbench」に同端末とみられる機種が登録され、その一部仕様が明らかになりました。

今回の情報は、テックメディア91Mobilesが発見したもので、モデル番号「Nothing A0001」として掲載されています。端末には、Nothing独自のカスタムUI「Nothing OS」をベースにしたAndroid 15がプリインストールされているようです。
シングルコア1012点、マルチコア2939点を記録
Geekbenchのスコアによると、CMF Phone 2 Proはシングルコアで1012点、マルチコアで2939点をマーク。搭載されているのは、最大2.5GHzのパフォーマンスコア4つと、2.0GHzで動作する高効率コア4つを組み合わせたオクタコアCPU。GPUにはArmの「Mali-G615 MC2」が組み合わされており、処理性能の高さが期待されます。
この構成から、同端末にはMediaTekの最新チップセット「Dimensity 7300」が搭載されている可能性が指摘されていますが、現時点ではまだ確定情報ではありません。
4月28日に複数製品と同時発表か
CMF Phone 2 Proは、4月28日に「CMF Buds 2」「CMF Buds 2a」「CMF Buds 2 Plus」といった新型イヤホンシリーズと同時に発表される予定とみられています。さらに、インド市場向けには充電アダプターが同梱される可能性もあるとの情報も出てきています。
今後の展開にも注目
Nothingは、シンプルで洗練されたデザインと、競争力のある価格帯で注目を集めるブランドとして急速に存在感を高めています。今回のCMF Phone 2 Proは、性能と価格のバランスを重視したミッドレンジモデルとして、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるかもしれません。正式発表まであとわずか。さらなる詳細の公開が待たれます。