
Nothing傘下のサブブランド「CMF」から、注目の新モデル「Phone (2) Pro」がまもなく登場する見通しです。正式発表は4月28日に予定されており、それに先駆けてCMFは新たなティザー画像を公開しました。
今回のティザーでは、同シリーズで初となる「トリプルカメラ搭載」が示唆されており、前モデルからの大幅な進化が期待されています。
1カメラから3カメラへ エントリーモデルの常識を覆す?
CMFの前モデル「Phone (1)」は、2MPの深度センサーを除けば実質1カメラ仕様で、特に夜間撮影に弱点を抱えていました。実際、レビューでもその点は課題として指摘されています。

しかし今回のリークやティザーを見る限り、「Phone (2) Pro」では以下のようなカメラ構成が有力視されています:
- メインカメラ:5000万画素
- 超広角カメラ:800万画素
- マクロまたは深度センサー:200万画素
- フロントカメラ:1600万画素
このスペックであれば、写真撮影の幅が一気に広がり、同価格帯の競合モデル——たとえば「Galaxy A26 5G」などとも十分に渡り合える仕上がりになりそうです。
チップセットとバッテリーもパワーアップ
性能面でも確かな進化が見られます。「Phone (2) Pro」には、MediaTekの新型チップ「Dimensity 7300 Pro」が採用される見込み。前モデルが搭載していた通常版7300と比べて処理性能の向上が期待されており、「Pro」の名にふさわしい内容になりそうです。
さらに、6.67インチのAMOLEDディスプレイや大容量5,000mAhバッテリーも搭載されるとされ、長時間の使用にも安心できる仕様です。
カスタマイズ可能な背面パネルも健在
外観面では、前作で好評だった“交換式バックパネル”も継続採用されるとのこと。樹脂素材をベースにしつつも、マット加工やフロスト仕上げなどを施すことで、価格を抑えながらも高級感あるルックスに仕上がっている可能性があります。
もし価格が初代と同様、4.5万円程度に据え置かれるのであれば、CMF Phone (2) Proはエントリーモデル市場で強力な選択肢となるでしょう。スタイリッシュなデザインに進化したカメラ、そして処理性能の底上げ——この価格帯では異例の仕上がりとなるかもしれません。