
イギリス発のスマートフォンブランド「Nothing」が、新モデル「Nothing Phone (3a)」シリーズの公式発表を控え、カメラ性能をアピールする画像を公開しました。また、最新のティザー動画がリークされ、搭載スペックの一部が明らかになっています。
Nothing Phone (3a)シリーズ、進化したカメラ性能を搭載
公開されたマクロ撮影の画像を見ると、「Nothing Phone (3a)」シリーズは接写性能の向上に力を入れていることが分かります。細部までクリアに描写され、色の再現性も高い仕上がりとなっています。




さらに、リークされたティザー動画では、両モデルともに新たなカメラシステムを採用していることが判明しました。「Nothing Phone (3a)」のカメラモジュールは前モデルと似たデザインですが、「Nothing Phone (3a) Pro」は大きく異なり、プロ仕様のレンズ配置が特徴的です。
各モデルのカメラ構成は以下の通りです:
- Nothing Phone (3a)
- 50MP OIS搭載メインカメラ
- 8MP 超広角(Sony製センサー)
- 50MP 望遠カメラ(2倍光学ズーム、4倍ロスレスズーム、30倍超解像ズーム、ポートレートモード対応)
- Nothing Phone (3a) Pro
- 50MP OIS搭載メインカメラ
- 8MP 超広角(Sony製センサー)
- 50MP ペリスコープ望遠カメラ(3倍光学ズーム、6倍ロスレスズーム、60倍超解像ズーム、マクロ撮影対応)
ハードウェアとソフトウェアの進化
カメラ以外にも、両モデルは共通のスペックを多数備えています。
- True Lens Engine 3.0 やAI処理技術、マルチフレーム技術を活用した高度な画像処理
- Essential Space を起動できるアクションボタンを搭載(コンテンツ整理やアクションポイント生成が可能)
- 最新のNothing OS 3(Android 15ベース)を搭載
- Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 を採用し、最大20GBのRAMブースト機能や、前世代比+25%の処理速度向上
大画面&高輝度のディスプレイを採用
Nothing Phone (3a)シリーズは、ブランド史上最大のディスプレイを搭載する予定です。
- 6.77インチ AMOLEDディスプレイ
- 3000ニトのピーク輝度
- 120Hzリフレッシュレート
- 1000Hzタッチサンプリングレート
また、Nothingの象徴とも言えるGlyph Interfaceは、3本のライトストリップを備えた新デザインとなっています。
カラーバリエーションと発売時期
Nothing Phone (3a)はブラック・ブルー・ホワイトの3色展開、一方でNothing Phone (3a) Proはブラックとグレーの2色が用意されるようです。
シリーズの正式発表は2025年3月4日に予定されており、インドおよびグローバル市場での展開が期待されています。今後、さらなる情報が明らかになる可能性もあるため、最新情報に注目していきましょう。