
中国市場で登場したばかりのRedmi K Padが、海外市場では「Xiaomi Pad Mini」として登場する可能性が浮上しています。小型ながらもハイエンドな性能を備えたこのタブレットは、iPad miniなどと競合する新たな選択肢となるかもしれません。
Xiaomi Pad Miniの存在が浮上
この情報は中国SNS「Weibo」でのリークによるもので、Redmiブランドとして展開されているK Padを、Xiaomiブランドに置き換えたうえで海外展開するという計画が報じられています。製品名も「Xiaomi Pad Mini」に変更され、世界市場では小型高性能タブレットという新たなポジションを狙っていると見られています。
製品仕様に関しては、中国版とグローバル版で細かい違いがある可能性はあるものの、基本的にはRedmi K Padと同等のハードウェア構成が維持されると考えられています。
Redmi K Padの主なスペックをおさらい
Redmi K Padは、8.8インチの3K解像度(2880×1800ピクセル)のLCDディスプレイを搭載し、最大165Hzの高リフレッシュレートに対応しています。プロセッサには最新のMediaTek Dimensity 9400+を採用し、最大16GBのLPDDR5Xメモリと1TBのUFS 4.0ストレージという、スマートフォン並み、あるいはそれ以上のハイスペック構成となっています。
バッテリーは7,500mAhと大容量で、67Wの急速充電にも対応。オーディオ面ではDolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載し、OSはAndroid 15ベースのHyperOS 2が動作します。その他、13MPのリアカメラと8MPのフロントカメラ、さらにUSB Type-Cポートが2つ備わっている点も注目ポイントです。
発表は間もなく?
現時点では、正式発表日などの詳細は明らかにされていませんが、先月にはすでにTDRA(アラブ首長国連邦の認証機関)やIMDA(シンガポールの認証機関)にてRedmi K Padが認証を通過しており、グローバル展開に向けた準備が進んでいることは間違いなさそうです。
Xiaomiが新たに投入を予定している「Pad Mini」は、これまで大型モデル中心だった同社のタブレットラインアップにおいて、貴重なコンパクトフラッグシップの選択肢となるかもしれません。今後の正式発表に注目です。