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Appleの次期スマートフォン「iPhone 17」シリーズに関する新たなリーク情報が登場しました。もしこの噂が本当なら、iPhone 17の全モデルが120Hzの有機ELディスプレイ(OLED)を搭載することになります。これは、Appleの非Proモデルとしては初めての試みとなり、大きな進化と言えるでしょう。
iPhone 16 Proのディスプレイを全モデルに採用?
この情報の発信元は、中国のSNS「Weibo」に投稿されたリーク。投稿者である「Instant Digital」によると、iPhone 17、iPhone 17 Pro、そしてそれぞれの大画面モデルが、Samsung製のM14 OLEDパネルを採用するとのこと。このパネルは、現行のiPhone 16 Proに搭載されているものと同じで、120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
さらに、Appleが開発中とされる「iPhone 17 Air」もこのパネルを採用するとの噂も。もし実現すれば、iPhoneシリーズの基本モデルでもついに120Hzの滑らかなスクロールや映像表示が可能になります。
ついに「ProMotion」が非Proモデルにも?
Appleはこれまで、120Hzの「ProMotion」ディスプレイをProモデル専用の機能として提供してきました。そのため、もしこのリークが事実であれば、Appleの製品戦略にとって大きな方向転換となるでしょう。
また、このSamsung M14 OLEDパネルは、可変リフレッシュレート(VRR)に対応しており、最低1Hzまで下げることができます。これにより、バッテリー消費を抑えながら、必要に応じて滑らかな表示が可能になります。
画面の明るさや色再現性は?
参考までに、iPhone 16 Proのディスプレイ性能を振り返ると、平均1033ニトの高輝度を誇り、色再現性(DeltaE2000)は0.98と非常に優秀でした。ただし、PWM調光が約240Hzと比較的低めであるため、一部のユーザーにはちらつきが気になる可能性があります。
まだ噂段階、公式発表に期待
とはいえ、これはあくまで「噂」の段階であり、Appleが実際に120Hzディスプレイを非Proモデルに採用するかどうかは不明です。Appleは長らくProモデルとの差別化を重視してきたため、こうした仕様変更が本当に実現するのか、慎重に見極める必要がありそうです。