ソニーモバイルの最新Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 V。
国内のキャリアモデルのリリースはまだ少し先ですが、海外の一部では今月下旬の発売となる国・地域もありそうで、早ければ来週中にも一般ユーザーからの入手報告が上がってきそうです。
一方、このXperia 1 Vについては先日、ストレージ(フラッシュメモリ)の規格が最新のUFS 4.0ではなく、一つ古い規格のUFS3.1である可能性がある、という件についてお伝えしました。
しかし今回、このXperia 1 Vの謎について「一応」ではありますが、答えが見つかった模様です。
Xperia 1 IV | Xperia 1 V | |
シーケンシャル書込み | 571MB/s | 806MB/s |
シーケンシャル読込み | 1.82GB/s | 1.89GB/s |
ランダム書込み | 34.2MB/s | 36.6MB/s |
ランダム読込み | 24.9MB/s | 100.1MB/s |
サムスンの公式発表によると、UFS 4.0はUFS 3.1と比較して、シーケンシャルの読込み速度が約2倍、書き込み速度が約1.6倍高速といわれています(ランダム書込み・読込みは不明)。
シーケンシャルの転送速度を見る限り、このXperia 1 IVの書き込みに関してはXperia 1 V約1.6倍となっていますが、読み込みについてはほぼ同じ。
ただ、ランダムの読み込みに関してはXperia 1 Vの速度は1 IVの4倍以上となっています。
これだけを見ると、理論上のUFS3.1→UFS4.0の性能進化はみられないように思えますが、この動画チャンネルの結論としてはXperia 1 Vのストレージ規格は「UFS4.0」としています。
もちろん、ソニーが公式に明らかにするまではUFS3.1という可能性も完全に排除はできませねんが、少なくとも性能的には「UFS4.0並み」のストレージであることは間違いなさそうです。
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