ここでもコストカット!?Xperia 1 Vのフラッシュメモリは型落ち規格のUFS3.1の可能性が浮上

ソニーの2023年プレミアム・フラッグシップ機種「Xperia 1 V」。

カメラ性能の大幅な進化に期待できそうなこのXperia 1 Vですが、今回、意外なところでコストカットをしている可能性が浮上しました。

Xperia 1 Vのストレージは旧規格のUFS3.1?

Weibo上では以前より、このXperia 1 Vの搭載ストレージ(フラッシュメモリ)の規格が旧規格のUFS 3.1では?という疑惑が上がっており、今回、有名リーカーのZackbucksがこの件に対してコメント:

よく分からない。向こうでは3.1、アメリカでは4.0と書いてある

ここでいう「向こう」がどこを指しているのかは不明ですが、どこかにXperia 1 Vのストレージ規格がUFS3.1と記載されている例があることは確かな模様。
ただ、このコメントからすると同氏もまだ状況を完全には把握できていないようです。

ちなみに主要な国・地域のソニー公式ページ上でこのXperia 1 Vのスペックを確認してみましたが、今のところ、ストレージ規格まで言及しているものは見つかりませんでした。

一方、以下は別のWeiboユーザーが投稿していたもので、ここにはストレージ規格がUFS 3.xと記載されています。

こちらのユーザーはひょっとするとレビュー用に提供されたジャーナリスト向けXperia 1 VにはUFS3.1、製品版はUFS4.0搭載の可能性もある、と指摘しています。

ちなみに、UFS3.1は昨年まではフラッグシップにも採用されていた規格で、現在でも大半のアッパーミドル機などは同規格のストレージを搭載しています。

一方、当サイトで把握している限りでは、今年のメジャーなSD8Gen2搭載フラッグシップモデルは基本的にすべてUFS4.0ストレージを搭載

唯一の例外としてはGalaxy S23の128GBモデルで、これについてはサムスンが128GBのUSF4.0ストレージを生産していないため、という理由だと言われています。(よって、国内版S23は256GBモデルなのでUFS4.0採用)

一方、Xperia 1 Vのストレージオプションは256GB/512GBなので、仮に同モデルに搭載のストレージがUFS3.1でサムスン製であったとしても理由は異なるはず。

ただ、Xperia 1 Vでもひょっとすると256GB版と512GB版でUFS3.1とUFS4.0を使い分けているという可能性も無きにしも非ず。

ToFセンサーやRGB-IRカラーセンサー、通知LEDの廃止など、結構シビアにコストカットをしている部分も見られるXperia 1 Vですが、まさかストレージ規格でも旧規格のものを採用、となると、これはパフォーマンスにも影響がありそうです。

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