悲報:ソニー新型ミッドレンジ「Xperia 10 V」のカメラ、進化どころか退化している可能性

ソニーの最新ミッドレンジモデル「Xperia 10 V」。

Xperia XAシリーズ以来のまさかのチップセット据置きとなった同モデルですが、メインカメラセンサーの一新やフロントスピーカーの搭載など、スペック面では進化している部分も。

特にメインカメラのセンサーは前モデルのIMX486→IMX582へと変更され、センサーサイズも1/2.8→1/2インチへ大型化。
その為、カメラ性能の進化に関する期待の声もみられます。

そんな中、GSMArenaがこのXperia 10 Vのレビュー記事を掲載。
この一部を使って2世代前のXperia 10 IIIとの比較をしてみたところ、少し意外な事実が明らかになりました。

Xperia 10 VとXperia 10 IIIのカメラ比較

以下はGSMArena内の同じシチュエーションで撮影した画像を比較できるページからのもの。

まずは明所での撮影:

色合いは少し異なりますが、これはどちらかというと好みの問題。
画像のシャープさといった点ではほとんど互角といった感じで、特にXperia 10 Vのカメラの方が優秀、という印象は受けません

一方、暗所での撮影では:

ほとんどの部分で、Xperia 10 VよりもXperia 10 IIIで撮影したものの方が明るく、また、鮮明な画像となっています。

センサーサイズが拡大したXperia 10 Vのカメラの方が理論上は取り入れることができることが可能になり、「暗所に強いカメラ」となっているはずですが、この比較を見る限り、Xperia 10 Vの暗所での撮影性能は10 IIIより劣化しているように見えます。

Xperia 10 Vのメインカメラは10 IVからの数少ない「進化点」のはず。
それが進化どころか一部では劣化している可能性がある、というのは結構ショック。

国内ではXperia 10 Vの価格は10 IVから大幅アップしており(今のところは楽天モバイル版のみですが)、今回のカメラ「劣化」が確かにものとなるとますます厳しい展開となりそうです。

ソース

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IIJmio(みおふぉん)

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