AQUOS sense7とPlus、兄弟モデルなのにユーザー評価に大差 明暗を分けたのはスペック差に見合わない価格差?

シャープの最新ミッドレンジモデル、AQUOS sense7。

明日、SIMフリー版も発売となるので一気にユーザーが増えるのではないかと思われます。

このAQUOS sense7については先日、発売直後の評判は上々で、前モデルとは評価に大きな違いが出そう、という件についてお伝えしました

一方、同モデルには兄弟機種、AQUOS sense7 plusが存在し、こちらはソフトバンク専売となってるのですが、今回、この無印AQUOS sense7とplusとで過去にあまり前例のない大きな評価差がついていることが判明しました。

AQUOS sense7の評価↓

AQUOS sense7 plusの評価↓

価格.comより 11月24日時点

ご覧のようにAQUOS sense7のユーザー満足度評価は4.59ポイントと、かなり高い評価を得ているのに対し、 sense7 plusの方は2.81ポイントとなっており、これは他のAQUOS機種と比べてもかなり低め。

また、過去のAQUOS sense4とsense4 plusの評価を見返してみても3.90 vs 3.79と、大きな差はありません。

スペック差→価格差→評価の差?

AQUOS sense7 plusは搭載チップやカメラ周りの仕様はsense7と同じですが、ディスプレイ仕様やスピーカーなどが異なり、plusが上位機種であることは間違いありません。

ただ、その分価格も高く設定されており、AQUOS sense7 plusの端末価格は69,840円。
一方、sense7はキャリアによって価格が異なりますが、最安の楽天モバイルでは割引なしでも49,980円。
つまり両者には最大で約2万円の価格差がある、ということになります。

価格差は評価差の最大の要因?

少し前にXperia 5 IVとXperia 1 IVのユーザー評価にも過去世代にはなかった大きな差が出ている、という件にお伝えしました

この差の理由としては、発熱問題に関連する時期的な要因なども考えられますが、個人的には根底にあるのは「価格差」ではないかと思います。

Xperia 1 IVと5 IVはドコモ版だけを比べても発売時の価格差が約5万円ありました。
18万円以上の機種に対してユーザーの目がより厳しくなるのは当然で、これがユーザーによる総評価の一部に寄与していることは確かではないかと思います。

一方、AQUOS sense7とsense7 plusの価格差は2万円程度と、Xperia 1 IVと5 IVに比べると小さめです。

ただ、価格差の割合、という点ではsense7 Plusはsense7と比べて最大で4割も高い、ということに

ミッドレンジモデルを買うユーザー層はハイエンドのユーザー層よりも価格に対してより敏感、という可能性も高く、そう考えると高くてスペックのあまり変わらない機種の評価が低くなる、というのはある意味当たり前なのかもしれません。

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